有田芳生の発言 (法務委員会)
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○有田芳生君 実は、先ほども申しましたけれども、この五つの事件の被害者御家族、一番最初は一九七九年に発生をし、横山ゆかりちゃん事件は、繰り返しますけれども、一九九六年七月七日に発生。この五つの御家族、御夫婦と言っていいかと思いますけれども、処罰感情、非常に強いものがあります。何とか事件の解明をしてもらいたいという思いが今でも満ちあふれております。それは、自分たちの娘たちが誘拐され殺害されたというだけではなく、あるいは誘拐されたままいまだ二十歳になるはずなのに行方が分からないということだけではありません。
性犯罪は繰り返すということは、これは日本の戦後の刑事犯罪の歴史の中でも、警察庁の方でも明らかにされていることですけれども、このまま事件が解決されなければこれからも同種の事件が起きる可能性が高い。だから、自分たちの娘たちの無念、自分たちのつらさ、それを犯人検挙、真犯人の逮捕ということを通じて明らかにしたいという、その思いは変わっていないんですよね。変わっていないからこそ、家族会を結成し、本当にお体が悪い方もいらっしゃるけれども、署名活動のたびに現場に来てくださって一生懸命声を上げて署名を求めている。
さらには、証拠の散逸というお話が今ありましたけれども、これはもう大臣が十分御専門家として御存じのように、先ほど申しましたDNA鑑定にしても、菅家さんが被害者となったMCT一一八型法以降、すばらしい進歩が科学技術の上でも起こって、STR法などDNA鑑定も詳細なものができるようになってきている。もちろん証拠としては補助的なものだと私は理解しておりますけれども。そうなると、これまで学説上言われていた処罰感情であるとかあるいは証拠の散逸などについても大きく条件が変わっているんだろうというふうに私は理解をしております。
その上で、じゃ、時効が停止する場合はどういうときなのかについて、これも御専門家である法務大臣にお聞きをしたいと思います。