有田芳生の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)
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○有田芳生君 二〇〇一年の七月の段階で金正日国防委員長がロシア紙に答えている中でも日朝関係について触れられている。そのことを受けて、金正日国防委員長の発言というのは、皆さん御承知のように、北朝鮮においては法律よりも重いものという認識がされてしまいますから、外交においても変化が出てきて、そして、今、玄葉大臣が語ってくださったように、日朝間でも水面下の交渉が始まりました。そのことも私は前回御質問させていただきましたけれども、小泉訪朝の一年前から、外務省の田中均当時アジア大洋州局長などが、中国の大連を始めとして東南アジア諸国で、仕事が終わってから、週末の時間を利用しながら、北朝鮮当局と水面下で交渉を何と二十五回行い、そしてこれが日朝交渉が実現をして拉致被害者の五人が帰国をした後に、当時の小泉首相もよく最後まで情報が漏れなかったねと田中均さんにお礼を言っている。ウイスキーもお贈りされたわけですけれども。それだけ情報を表に出ることなく日朝交渉をすることができたと、そういう動きがあったわけですが。
ですから、今回もロシア紙への書面インタビューの中でそのような認識を北朝鮮の金正日国防委員長が語っているならば、やはり日本外交にとっても大きな一つのチャンスだと理解すべきだと思いますが、今振り返ってみて、小泉訪朝の前の一年間の外務省の大変な努力、それをどのように具体的に総括されていますでしょうか。外務大臣、お願いいたします。