2011-12-08
両院
横山禎徳
東京電力福島原子力発電所事故に係る両議院の議院運営委員会の合同協議会
横山禎徳の発言 (東京電力福島原子力発電所事故に係る両議院の議院運営委員会の合同協議会)
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○横山禎徳君 横山でございます。
私は、この委員会の委員を拝命しまして、極めて感慨深いものがございます。
と申しますのは、私も大島さんと同じ広島の出身でございまして、二歳と十カ月のときに原爆を経験しています。幸い、私は二十キロ離れたところにおりましたが、私どもの家は爆心地から二・五キロというところでございまして、その後、戦後のいろいろな、まあいろいろなお話があるわけですが、それを経験してきた。このたび図らずも福島の原発の事故調査ということで、感慨深いものがございます。
私はどういうことをやってきたかということをざっとお話しして、何ができるのかを考えたいと思います。
私は、もともと建築家としてスタートし、それから経営コンサルティングという世界で、戦略を立案しそれを実施する体制をつくるということを長年やり、その後は、建築のようにさわれて見えるものではなく、さわれなくて見えないものを設計する、すなわち運営システムを設計するというのが社会システムデザインでございます。社会システムというのは、世の中が縦割りであるところに横ぐしを通して、生活者、消費者に価値を提供する仕組みは何なのか、そういう形で統合を考える職能だと私が定義しております。というのは、世の中にそれほど社会システムデザイナーと称しておられる方はおられませんので。
そういう観点からしますと、いろいろな議論がされてきておりますが、建築家から見ると非常に不思議だなと思うことが幾つかあるんですが、それについての議論は余りされていない。そういう観点も持ち込めるのではないかと思いますし、やはり部分部分の突っ込みも大事ですが、それを全体として統合して何が言えるのか。事故の経験を生かして今後どうするのかというのは、新しい運営の仕組みを組み立てるということが必要であると思いますので、そういうことにも力を注ぎたいと思っております。
それから、そこの中に東大EMPの企画、推進と書いてございますが、これは、世の中が非常にわかりにくくなって、自分の経験の範囲内でないことがたくさん出てきて、みんなそういうことに直面する、そのときにどうやって本質をつかむのかということを考えたいということで、プログラムをつくり、日夜努力しておりますので、それやこれやの雑多な経験ではございますけれども、それを統合して最終的な成果に結びつけたいと思っております。
よろしくお願いします。(拍手)