山尾志桜里の発言 (外務委員会)
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○山尾委員 ありがとうございます。
ODA強化ということについては、外務部門会議でも、来年度予算の獲得に向けて、心を一つでしっかりと行動していこうと結束をしているところですので、党としてもしっかりと支えていきたいと思っております。
次に、先ほどODAについて、人間の安全保障、そしてもう一つ、新成長戦略、ウイン・ウインの関係、こういった二つの視点をお示しいただきました。
最初に、ちょっと成長の観点からお聞きをしたいのですが、具体的にはどういうことかというと、ODAを活用した中小企業の海外展開支援、これについてお伺いをしたいと思っています。
というのも、ODA強化のためには国民の理解、支援が不可欠。もちろん私も、なかなか外交の問題に地元の集会で興味を持っていただくというのは非常に難しいんですけれども、正面から、本当に国境の垣根が低くなっている中で、世界の安定なしに日本の安定、安全、私たちの安心というのはないんだ、こういうことをお伝えもしているわけです。
それでも、一方で、ではその集会で私が半分以上の時間を何に費やしているか。消費税のことをお話ししております。国の借金が本年度末には千兆を超えるだとか、人口減少、少子高齢化の中で、税金の担い手が減って、税金で賄うべき社会保障がふえていくんだとか、こういう話を一方でやはりするわけですね。そういう中で、ODA強化に本当の国民の理解、支援をいただくというのは、相当覚悟を持って私たち政治家が説得に当たらなければいけないということを体感しております。
その中で、これまで、ODAは日本の成長にもつながっていくんだということは申し上げてきたわけですが、やはり大企業中心、大型インフラ中心であったように思います。でも、多くの国民の皆さんは、やはり中小企業、その中の企業人としての顔を持っている方が多くて、こういった御時世に広く国民に理解をいただくために、中小企業の海外展開支援、ここに光を当てて、多くの企業人にODAを通じた成長のチャンスを感じていただくということが非常に重要だと思っています。
また、このODAを通じた成長には、もう一つの観点、フルキャストディプロマシーという、政府のみならず、もちろん民間企業、そしてまたNGO、あるいは個人、こういった国民の総力を使い、そして、国民全体にその果実が返ってくる、こういった側面もどんどんメッセージを発信していただきたいなと思います。
そんな観点から、これまでの成功事例なども、もしあれば含めまして、中小の皆さん、広く国民の皆さんへのメッセージをお願いいたします。