山花郁夫の発言 (憲法審査会)
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○山花委員 民主党・無所属クラブの山花郁夫でございます。
先ほど柿澤委員から、首相公選制と天皇の任命は全く矛盾がないという話がございました。ちょっと欠席裁判になってしまって残念ですけれども、外国の例を挙げられておりましたけれども、私は、比較政治の話をしているわけではなくて、日本国憲法の解釈としておかしいのではないかということを申し上げているわけです。
つまり、第六条で、内閣総理大臣がなぜ天皇によって任命をされるのか、あと、最高裁の長たる裁判官についても内閣が指名して天皇が任命するというこの構造はどういうことかといえば、行政権そして司法権のトップを決めるときに、あくまでも、間接選挙であったり内閣というところが指名したものであるがゆえに、だからこそ、日本国民統合の象徴であり日本国の象徴である天皇というものが任命をするのだという擬制、フィクションをあえて使っているわけです。
そうだとすると、直接公選をされた人をあえてフィクションを使って任命するという構造というのは本来あり得ない話でありまして、それは日本国憲法の話をしているのであって、外国でどういう例があるという話とは全く、それをもって大丈夫だと言われても私には理解できないという意味で、首相公選の議論をされるに際して第六条のことを提起されないというのは、いささか難しいことは避けているのかなというような印象を持つということで、違和感があるということを申し上げた次第でございます。
以上です。