後藤祐一の発言 (政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会)

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○後藤(祐)委員 今答弁にありましたように、事情判決、つまり司法府が差し控えて、衆議院議員がみんないなくなっちゃうような状態というのは避けるという判決を恐らくするのではないかと甘く見て、きょう野党の皆さんは欠席されておられると思うんです。でも、今の答弁で明らかになったように、無効判決が出る可能性はあるんです。
 実際、憲法学の東京大学法学部の長谷部教授におかれても、事情判決が出るかどうか、甘く見ない方がいい、区割り全体が違憲と判断され、全国どこの選挙区でも無効判決が出る可能性さえある、このようにお答えになられています。
 つまり、何が起きるかというと、野田総理の千葉四区、これは一番有権者が多いわけです。ここで裁判が起きるのはもちろんのこと、小選挙区で当選された三百の全ての選挙区で訴訟が提起されて、三百人の小選挙区当選者が全ていなくなる。その後、残った百八十人、比例の方はずっと残るんです。小選挙区で落選して比例復活した人、あるいは比例単独の人だけが衆議院に百八十人残って、この場で公職選挙法改正案を審議する。
 あるいは、もっと前に起きることは、野田総理が失職し、あるいは玄葉外務大臣みたいな方が失職し、その中で尖閣に船が来る、こんなことが許されていいんでしょうか。まさに、日本の権力の中枢に穴がぼかっとあいてしまうわけです。
 本当に事情判決が出ることを一〇〇%確信して欠席されておられるんでしょうか。無効判決が出る可能性がある以上、我々衆議院議員というのは、憲法の務めとして、我々は、憲法九十九条上憲法を守る義務があります。憲法を守る義務としてこの場に出てきていただいて、少なくとも一票の格差の是正については御議論に参加していただき、そして、参議院も含めて、可決、成立させる義務が我々国会議員にあるのではないでしょうか。きょう欠席されているということは、憲法違反的行為であります。
 また、一票の格差だけではなくて、議員定数削減についても、自民党、公明党、みんなの党、そして我々の党におられた生活の方々は、少なくとも議員定数削減に賛成だったのではないでしょうか。これもあわせて、この場に欠席することの正当性がないということを、ぜひ樽床提出者に所感を全て述べていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

発言情報

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発言者: 後藤祐一

speaker_id: 29183

日付: 2012-08-27

院: 衆議院

会議名: 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会