若泉征三の発言 (予算委員会)
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○若泉委員 ありがとうございます。
私どもの越前市にも、一人、大熊町から来ていらっしゃって、非常にいい待遇を受けているということで喜んでおります。ありがとうございます。
それでは、被災者の心のケアについて御質問申し上げたいと思います。
今、うつ病の患者といいますのは、二〇〇九年の十二月四日で百四万一千人、この十年以内で二・四倍にも膨れ上がっている。SSRIという抗うつ剤を飲んで、その販売額が何と九百億円にもなっている。今はもっとそれ以上になっているかと思います。
そういう中で、薬よりも大事なのがやはり心のケアだと思いますね。薬で心のケアをするんじゃなくて、人と人の間で心のケアをする。
私は、実は町長のころにカウンセリングの勉強をしまして、役場の職員に数人、そういった精神的な病を持った人がいましたので、私は町長室で面接しては、いつもそのお相手をしまして、私は対人恐怖症なので職場はここがいいと言うと、私は、ではそうしようというふうに、できる限りその人の力が発揮できるような形をカウンセリングとしてやりました。必要であれば、私は現地へカウンセラーとして幾らでも赴きますので、御承知いただきたいと思います。
私が思いますのは、いわゆるハードで、大変困難ないろいろなことをおやりになっていらっしゃると思います。社会資本の整備とか、今、あらゆる除染、いろいろな問題で、たくさんハード面でおやりになっていらっしゃると思いますが、ソフト面ではどうだろう。私は、行政というのは、ソフトとハードが絶えず一体化して進行していくということが最も大事かと思います。
そういう中におきまして、確かに、三次補正予算におきましては、心のケア関連予算で全部で六十数億の予算がつけられまして、それぞれのケア事業が行われていることは承知いたしておりますが、被災者の心を癒やすためにこうやってさまざまな事業が行われておりますが、臨床心理士や保健師などの有資格者だけでは人数に限りがあり、手が回らないのが現状でございます。
つい最近、大阪の親戚に電話しましたら、阪神大震災の後遺症が、心の悩みです、今でもずっと続いているというのを聞きまして、このショックというのはいつまでも続くものなんだなと本当に心配をいたしております。
そういう中で、私、お聞きしたいと思いますのは、確かに、国で決められています臨床心理士とか、そういった人たちは全て七、八万人だと思いますが、それではとても足りない。私もカウンセラー協会の会長を地元でやっていたことがありますが、そういう心理カウンセラーとして、ボランティアで、いわゆる独学で勉強してやっていらっしゃる方がたくさんいらっしゃるんです。
これは、この前、九州へちょっと電話して聞きましたら、私の仲間のそういうメンバーがいるんです、聞きましたら、男性三人と女性一人の派遣でないと許さないと。これは、私、意味がわからないんです。その意味をもっとよく聞いておけばよかったんですが。そうすると、女性が行きにくくなるんですね。
だから、そういういろいろな規制の中でボランティアの支援は私はできないと思いますので、こういったカウンセラーというのは、受け入れることを一〇〇%やれば、ちょっと訓練すればどなたでもできるんです。聞いてあげること、悩みやそういったことをよく聞いてあげること、これだけでカウンセラーの役目は十分に果たされます。
できるだけ、日本全国の、各都道府県で聞けば、大体どこでどういうボランティアがやられているかというのはわかると思いますので、ぜひともそういった調査をしていただきながら、たくさんの方をつくっていただいて、今、中小企業、子供を持つ母親、本当に悩んでいると思います。私がその現場にいたら、これから一生どうして暮らすんだろう、そういう悩みの中で、その悩みの話を聞くだけでも私はすばらしいと思います。
そういう中で、心理カウンセラーには、こういったさまざまな公的資格や、学会、民間団体による資格がありまして、それらを取得し、知識を持ち、職場やボランティア活動などで実績を積んでいる方々が大勢います。そのような方たちを活用し、被災者全員をケアできる体制を構築すべきではないか。
先日、野党の質問に平野大臣から御答弁がありました、精神的なケアをしっかりやっていると。平野復興大臣と小宮山厚生労働大臣に私のこの願いを、また一般の国民の願いをぜひとも聞いていただきたい。よろしくお願いいたします。
復興大臣から先におっしゃって。