古川元久の発言 (予算委員会)
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○古川国務大臣 まさに委員おっしゃるように、私も上勝町に何年か前にお邪魔をさせていただきました。本当に、高齢のおじいちゃんやおばあちゃんたちが、ITの、私なんかでもまだ当時iPadなんか使っていなかったですから、そういうものを駆使して元気よくやっておられる姿を見て、びっくりすると同時に、ある種、やはりこういうところに実は日本の本当は目指していかなきゃいけない部分、姿があるんじゃないかなと。
行くときにも、かなり山奥の方で、本当に日本のふるさとの、歌に出てくるような、そういう山合いの村が、今委員から御指摘があったようなそういう御苦労をされて、そして新しい時代に合った新たなビジネスを実行されておられる。まさにこれは、私どもが目指していかなきゃいけないことだと思っています。
実は、昨年年末に国家戦略会議でまとめました日本再生の基本戦略の中でも、日本のこれからのフロンティア、開拓していかなきゃいけないフロンティアは、先ほど申し上げたアジアとか外だけではなくて、今まで、戦後どんどんどんどん都市へ出てきた、あるいは東京に出てきた、そしていわばだんだん人も減って高齢化してきた、今まさに限界集落になっているとか、そういうむしろ地方、田舎、そういったところにこそ、実はこれからの日本を再生させるためのフロンティア、鍵があるんじゃないか、そういうことも日本再生の基本戦略の中に入れさせていただいております。
そういった意味では、そうした地域の眠っている資源を見つけ出す。そのためには、例えば今の上勝のようなITであるとか、そういう今の新しい技術を導入していくとか、やはりそういったことをうまく組み合わせてそうした地域の再生を図っていくということが必要だと思っています。
そういった意味では、委員がおっしゃられましたように、総理が守っていくと言った農村というのは、そこでの業としての農業とか林業とか、そういったものはもちろんでありますけれども、それを超えて、そこにいる人たちの暮らしを守っていく、その風景を守っていく、まさにそれこそが総理がおっしゃった美しい農村を守るということの意味だというふうに御理解をいただければと思います。