津村啓介の発言 (予算委員会)

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○津村委員 民主党の津村啓介でございます。
 冒頭、天皇陛下の一日も早い御回復を心よりお祈りいたします。
 さて、本日は円高、デフレからの脱却がテーマでございます。きょうは、二月十四日に行われました日本銀行の追加金融緩和、昨年夏以降四次にわたって編成されました補正予算、そして円高対策、こういった政府、日銀のマクロ経済政策の政策効果を検証しながら、デフレ脱却への道筋を議論させていただきたいと思います。
 デフレは、OECD等の国際的な定義によれば、一般物価水準の継続的下落と定義をされます。日本では、多年にわたるデフレ環境のもとで、欧州危機が発生し、また、円高、東日本大震災、そしてそれに続く原発問題、エネルギー供給の制約など、企業や家計にとってみれば、五重苦、六重苦、大変な困難な環境が続いております。
 しかし、その一方で、実体経済の制約という面のみならず、いわば心理的な側面と申しますか、将来の日本のビジョンが、あるいは政府、日銀の描く将来の経済の姿、こういったものが、新成長戦略、日本再生戦略などさまざまな形でまとめられているにもかかわらず、必ずしも国民の皆さんに十分に届いていない。あるいは、震災、原発問題などの出来事もあって、必ずしも当初予定していたほどのスピード感が持てていない。
 そうした中で、国民の皆さん、一般企業におかれましては、将来どのような分野に投資をしていけばいいのか、また事情が変わってしまうのではないか、一般家計におきましても将来への不安から消費を少し手控えている。そうしたことがさらに悪循環となって、将来の成長への期待、物価上昇への期待といったものをしぼませている面もあろうかと思います。
 こうした中、本日は、政府、日銀の描く成長戦略あるいはデフレ脱却のシナリオを再確認させていただき、日本経済、後ほど触れてまいりますけれども、いろいろと再生、復活の兆しも芽生え始めております。そうした芽を力強くサポートしていく、そして、国民の皆さんに自信を取り戻していただき、日本経済の力強い復活の年にしていく、そんな思いで御質問をさせていただきたいと思います。
 それでは議論の出発点として、まず総理、日本経済が長期のデフレに陥っている根本的な原因は何であるとお考えか、お聞かせください。

発言情報

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発言者: 津村啓介

speaker_id: 34756

日付: 2012-02-23

院: 衆議院

会議名: 予算委員会