古川元久の発言 (予算委員会)

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○古川国務大臣 岸本議員は私が社会人になったときの最初の直属の上司で、今のお話を伺っても、大変いろいろなことを教えていただきました。本当に、私が今こうしてあるのも岸本議員に御指導いただいたおかげだというふうに思っております。そういった意味では、今お話があった岸本議員の分析というのは、私はまさにそのとおりだというふうに思います。
 やはり、九〇年代からの失われた二十年と言われているもの、過去のいわばあの成長時代、高度成長時代、そして本当は、石油ショックのころは低成長、ゼロ成長だと言われたのが、その後バブルが起きて、また、このバブルが崩壊した後も、何か、とにかく頑張っていればまたもとに戻れるんじゃないかという、そういう過去の土地神話に象徴されるような、どうしても、問題を先送りしていれば何とか景気がまた戻ってくるんじゃないか、過去に戻るんじゃないか、そういう発想があった。
 しかし、今も御指摘があったように、不良債権処理を初めとして、そうしたことの問題の解決が、私は財政の健全化はまさにそうだと思うんですが、いわばツケを先送り、先送りしてきた結果、どこかで景気がよくなれば税収が上がって返せるんじゃないか、そのことが財政赤字もどんどん拡大させてきたと思うんです。
 そうした問題の先送りに、今御指摘があったような、二〇〇〇年代に入って、前々から指摘をされてきた高齢化の問題、特に団塊の世代が高齢化になったときにはどうするんだという、まさにその問題が今現実として起きているわけですね。団塊の世代がこれからどんどん六十五歳を超えてきて、今まさに労働人口が、団塊の世代のリタイアによって、年間百万人単位でこれから三年ぐらい続けて減っていくという状況になってきます。
 こういう下押し圧力に対して経済をどう持ち上げていくか、そのことが、今低迷をしている最大の要因じゃないかというふうに私は考えております。

発言情報

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発言者: 古川元久

speaker_id: 31953

日付: 2012-02-23

院: 衆議院

会議名: 予算委員会