野田毅の発言 (予算委員会)
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○野田(毅)委員 具体的に言いますと、この前からこの委員会でも、我が党から鴨下委員初めいろいろ指摘しましたね、年金問題。この問題も、我々は、基本的には現行の制度を基本としてしかできないよと。ただし、その中でも、もう既に国会へ出していますが、せめて共済と厚生年金、サラリーマンの年金だけはまず一本化しようじゃないかといって既に法案を出したわけだ。だけれども、これに反対していたのはあなた方じゃないの。それで、今回、何かまたそれをやろうなんて言い出しているんだけれども、本当にできるんですか。公務員の労働組合の皆さんをあなたが抑え切れますか。法案はまだ出ていませんよ。
それから、最低保障年金の話も、もうきょうは同じことを繰り返しませんが、問題点がある。
そして何より、我が党の今までの指摘の中でまだ厳しくは言っていないんですが、もともと、サラリーマンの年金と自営業者の年金を一緒にできますか。これは健康保険も同じ。つまり、サラリーマンは、半分は雇用主が出すわけでしょう。しかも、その部分は全部税金は控除しているんですよ、所得税も法人税も。言うなら税制優遇になっているんですよ。だけれども、農業を初め個人事業主、誰も半分負担なんかしてくれませんよ。これを一緒くたにしてどうやって一つの年金制度でできますか。
この本質的な問題がまだ、今までの議論の中で我が党から厳しくそこまでは話が及んでいません。入り口のところの議論でやっていたわけです、最低保障年金の話。そういったことを含めて、何で今回、一体改革と称してそんなことまで盛り込んできたんでしょうか。私は不思議でしようがない。
それからもう一つ、我々が問題にしている一つは、後期高齢者医療もそうだ。これもあなた方は反対で、潰そうと。反対だと言ったんでしょう。廃止と言ったんだ。これはどうするんですか。
いま一つ、少子化対策だ。これは既に、去年から我々は、おかしい、待機児童解消にはつながらない、この問題はむしろ現場を混乱させてしまうのではないかと。幼稚園の私学助成は残すというし、とにかく複雑で現場が混乱するだけ。この問題も時間があれば本当は徹底的に、この問題だけでも時間かかりますけれども、我々は断固これは反対だということを申し上げてあるわけだ。にもかかわらず、さっきの総理の話も何か一丁目一番地なんて胸張っておっしゃったから、それなら、これが枕になったらその次の消費税の議論には全然入れませんね、こう思うんですよ、一体改革とおっしゃるのなら。
この辺は、都合のいいところだけはつまみ食いをして、都合の悪い消費税の引き上げに関してだけは自民党に泥をかぶせてやろうということに見えてしようがないんだ。もう少し、パッケージとして本当に戦術、戦略の組み立てをし直してみたらどうですか、総理。