猪口邦子の発言 (外交防衛委員会)
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○猪口邦子君 ありがとうございます。
委員長と理事の皆様には、本日の質問の機会をいただきましたことに感謝申し上げます。
また、森本防衛大臣には、大臣御就任につき、お祝い申し上げます。
本日は、外務大臣を中心に四つの事項につき質問いたします。
第一に、対中国農産物不正輸出疑惑。第二に、北方領土と、玄葉大臣、明日から訪ロされますが、そのことについて。第三に、七月中旬のASEAN関連外相会談。そして第四に、今週のオスプレイ岩国陸揚げについてでございます。
まず、在日中国大使館李春光元一等書記官がかかわり、野田内閣の鹿野前農水大臣と筒井前副大臣が絡む対中国農産物輸出事業の疑惑、このことに関して機密文書が漏えいしていたとする中間報告が出ました。大臣、副大臣の関与を示唆しつつ、特定には至らず、内部調査の限界が明らかにもなっているのですが、本日は、外交的な側面からこの問題のやみを更に追及したいと思っております。
問題の本質は、検疫を受けずに米などを中国に輸出できるとして、李春光書記官の署名がされた文書で、我が国農水大臣あての文書、これが副大臣を通じて農水省に手交され、これを根拠文書として輸出が現場で実施されたと、そして、中国検疫当局からは検疫免除はないと言われ、結局中国側の指示で全量廃棄となったというものでございます。
そもそも、我が国大臣あてに在京大使館の一等書記官から文書が発出されることは、主権平等原則に基づく外交プロトコール上、日本が不当に低くなることでありまして、この種の文書を日本政府が受理したことは過ちと認識していますけれども、外務大臣の認識はいかがですか。