風間直樹の発言 (外交防衛委員会)
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○風間直樹君 ありがとうございます。
ここで、日本外交にとっては非常に苦心の場面がいろいろ出てくるわけであります。今、防衛大臣、外務大臣おっしゃいましたように、冷戦後、米国から自衛隊の海外派遣について度々求められるケースが出てきています。私は、こうした状況は、この安保条約からこの2プラス2における「未来」の文章の変化に沿った動きだろうというふうに感じています。
特に、イラク戦争時の自衛隊に対するイラク派遣の要請、これは当時の日本政府が非常に対応に苦心をしたわけでありまして、最終的には、御案内のとおり、非戦闘地域という言わばフィクション的な概念を構築した上で自衛隊を出したというのが私自身の理解であります。
防衛大臣、今おっしゃいましたが、この六〇年改定の日米安保条約では極東という地域が決まっていて、ここにおける日米の協力というものが明記をされている。ところが、これが世界に広がった場合に、イラク戦争のような事象が起きた場合、日本外交としてどう対応するかは非常にこれは難しい問題が生じるわけであります。
この点について、日本政府が、憲法を始め国益あるいは日本の安全保障戦略、そういったものを総合的に判断をした上で決断をしなければいけないわけですが、これは今後も多分、米国の外交方針、安全保障戦略によっては日本外交がイラク戦争時と同様の非常に難しい場面に直面することも出てくるんだろうと思います。そのときにどういう判断を国益と憲法にのっとってしていくべきなのか、この点について外相と防衛相のお考えをお伺いします。