猪口邦子の発言 (外交防衛委員会)
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○猪口邦子君 日々の活動、これはちょっと古い言葉ですけれども、よく行政学ではSOPと呼ばれまして、スタンダード・オペレーション・プロシージャーで、グラハム・アリソンの「決定の本質」などでよく開陳されています。そういうスタンダード・オペレーション・プロシージャーで対応するときと、緊急事態であればここは慎重に対応するということで大使車を、もちろん接受国が守るのが原則とはいえ、念のためのいろいろな工夫、これを指示するのは大臣のお仕事と考えます。地域によっては移動のときに乱数表を使って道をその日その日変えていくとか、いろいろな危機管理の発想からの対応をするのが暗黙の常識でもあります。
国旗が、とにかく大使車の国旗が取られてしまうという、このことは実に重大なこととして受け止めていただき、今後危機管理について万全を期していただきたいと、ここを強く申し入れておきます。
それでは、通告申し上げましたことを順々にお伺いしてまいります。
本日は少し時間をいただきましたので、まず竹島関連のこと、日韓関係のことですね、それから二番目には北朝鮮関連のこと、三番目には国家安全保障会議、長年、私はこれを設置しなければならないということを申し上げておきましたが、ついにそれやっていただけていない状況の問題、それから尖閣諸島の問題、それから、現在はPIF、パシフィック・アイランド・フォーラムが展開されていますけれども、それについて、それからオスプレイの問題、また、もし時間がありましたら、一か月ほど前に質問いたしました中国への農産物不正輸出のその後のこと、また、ロシアのWTO加盟のことなどを順次質問いたしてまいります。
まず、竹島関連でございますけれども、政府は、十七日、李明博大統領に対して、大統領が最近竹島に上陸した、また日韓関係に関する、これは天皇陛下に対する失礼な発言も含めてでしょうけれども、種々の発言について遺憾の意を伝える、このような親書を伝達したと聞いております。
まず、この親書は局長から公使に手渡されたということですけれども、この内容の重要性に鑑み、かつ、親書は一般的に国家元首から、あるいはそれに相当する立場の方から相手国の同格の人に自分の署名を付して出すものですので、この特に今回の親書の重要性に鑑み、そのレベルで手交したことは判断ミスであり、慎重さを欠いたのではないかと考えます。特使を立てて送る、持っていってもらう、あるいは大使を呼んで大臣自ら手交する、あるいは現地にて大使から相手方、大臣相当、外交通商部長に手交するなどの方法が適切だったと思いますけれども、大臣のお考えはどうですか。