猪口邦子の発言 (外交防衛委員会)

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○猪口邦子君 大臣答弁中であったことは私も存じ上げておりますけれども、やはり外務大臣であれば、いろんなシナリオ研究をしなければいけない、そして事前の情報察知ができていなければいけない。そのような動きがあるだろうそのときに、門前払いにするのか、中に入れて強い言葉で抗議するのか、いろいろなことを自分が国会の議場に入る前に指示しておくと、そこは丸投げしない。そこはやはり、官僚さんのいろいろな方法について、ここは大事だからという一言があったらよかったと思いますので、今後は頑張っていただきたいと思います。
 それでは、北朝鮮関係なんですけれども、ちょうどこの時期は十周年なんです。十周年というのは、日朝平壌宣言、これが九月十七日に両国で採択されて十周年。今次の日朝政府の間におきます予備協議があしたからたしか始まるんですかね。その成果がどんなものになるのか、ここをひとつ考えて、語れる範囲で語っていただきたいと思いますけれども。
 このとき、今、私思い出しますに、小泉総理が、国交がない国ではありますけれども、金正日総書記に一通の親書を届けました。歴史を動かす親書でした。その中には、日本側は国交正常化や補償問題、在日朝鮮人の地位向上などに真摯に取り組むので、北朝鮮側も拉致問題や核、ミサイルなど、日朝の諸問題の解決に真剣に取り組んでほしいという内容であったということが、飯島勲様の「小泉官邸秘録」、二〇〇六年の中で書かれています。これに対して肯定的な反応があったので日朝首脳会談と相なったわけです。ちょうど十年前、八月三十日のことです。このときに総理訪朝が発表されて、そして九月の今の平壌宣言の署名となった。
 こういうふうに、外交はいろいろな工夫、細心の注意、ルートの開拓、そしてプロトコールへの執着、いろいろなことによって大きく歴史を動かすことができます。十月には拉致被害者五人が帰国、その後、二〇〇八年、拉致問題の再調査を進めるというところまでは自民党政権下で頑張ってきたところでございます。
 しかし、その後は停滞し、今回、四年ぶりに北京で日朝政府間協議の予備協議、まあ課長級と聞いていますけれども、これが開催される。日本赤十字と相手方の赤十字会の話合いで、終戦の前後、朝鮮半島北部で亡くなった日本人の遺骨返還、遺族の墓参の実現に向けて政府を交えた協議を進めるんだというこういうことで、本当に重要な一歩なんですね、この流れを考えますと。
 この中に拉致問題がアジェンダとして入ることが大事で、今大臣は努力しておられると思いますけれども、やっていただいていると思いますけれども、この協議及び予備協議についての現在のところをお知らせください。

発言情報

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発言者: 猪口邦子

speaker_id: 4512

日付: 2012-08-28

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会