猪口邦子の発言 (外交防衛委員会)
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○猪口邦子君 ありがとうございます。
今、意見を聞いていただきましたので、今後、国家間関係というのは非常に多角的、多層的、重層的、複眼的でありますから、大国同士ですからね、そういう観点も是非酌んでいただきたいと思います。
尖閣諸島のことですね。私も昨日、尖閣渡航活動、香港の活動家による、それをまた阻止する海保の動画記録を見てまいりました。海保は本当に頑張ってくれていると思います。様々な制約、様々な課題を踏襲しながら、できることを全部やり抜いたということなんです。
私が外交の方で提起したい問題は、にもかかわらず、外交ルートでこれを未然防止するというレベルが低過ぎたんではないかということですね。予防外交、これを外交的に阻止する。例えば、接続水域に入域したときに局長から公使へ伝達があった、連絡があった。それから、領海に入ったときには課長から参事官。こういうプロトコールのことを今日は幾つか言って申し訳ないんですけれども。そして、上陸したら今度は駐中国大使から相手方の外交部副部長へということなんですね。もし上陸を阻止すると、それは実力的に阻止するのと外交ルートで阻止する、両方あるでしょう。その実力組織の方が物すごく制約の多い中、その制約を全てクリアしながら最善のことをやっているときに、外交は一体どうしていたのかということです。そして、実効支配をしているということは、断固上陸阻止ができなければ駄目なんですね。そのための整備をしなければならないと思います。
ですから、海保の予算の拡充、機能、それから海保と自衛隊との連携の継ぎ目のないシームレスな対応をするためにどのような法的整備が遅れているのか、不足なのか、それを伺っておきたいと思います。