足立信也の発言 (厚生労働委員会)

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○足立信也君 皆さん、おはようございます。民主党の足立信也でございます。
 三・一一から一年たちました。今日は東日本大震災に関連して質問をしていきたいと思います。それと、今民主党の中で社保・税一体改革、特に消費税の増税法案に対する議論を連日夜遅くまでやられておりますが、まずこの点についてお伺いをしたいと思います。
 昨年の三月十一日は、当時、民主党としては、社会保障と税の抜本改革調査会、仙谷調査会長の下でやっておりました。その前は税と社会保障の抜本改革調査会で、藤井会長でございました。その順番を変えて、社会保障と税の抜本改革調査会ということだったわけです。
 ちょうど三月十一日に私が、二〇二五年の医療、介護の姿という形で役員会でプレゼンテーションをしておりました。それは、二〇二三年ごろから高齢者人口がほぼピークに達すると。そして、今は、現役世代三人で一人の高齢者を支える騎馬戦型と言われておりますが、ちょうどそのころに、二〇二五年ころに、私はかご型と言っているんですが、二人で一人を支えるようになると。実は、二〇五五年に肩車型と、一人が一人を支えるとよく言われますけれども、二〇五五年の姿を言われてもなかなか分かるものではない。高齢者人口がほぼピークに達する二〇二五年ころのかご型というのが、実は私はそこに向かって議論を整理すべきだと思っていたわけです。二人で一人を支えるからかご型だって、ちょっと古いかもしれませんけれどもね。ということで、抜本改革というのは二〇二五年の姿を描いてやっていったわけです。ちょうどそのとき、プレゼンテーションしているときに東日本大震災が起きたわけですね。
 ですから、それから、その場の皆さんの判断で、できるだけのことを大震災に対しての支援に切り替えてやっていこうということで、実は一か月半ほどこの抜本改革の考え、どうあるべきかということはストップしたわけですね。そして、その後、今度は社会保障と税の一体改革という形で出てきたわけです。私がその医療、介護についてプレゼンテーションしているのは、実はいろんな分科会がある中で最初だったんですね。ということは、抜本的な二〇二五年の姿を描くのが中断されてしまった、あるいは議論できなくなってしまった。ですから、今、素案から大綱案になっておりますけれども、私は、ここは抜本改革ではなくて、やはり今ある社会保障をいかに持続させていくかという観点が非常に強い。
 まさに、今年から団塊の世代が六十五歳になり始めるわけですね。なり始めたわけです。そして、一四年には団塊の世代全員が年金受給世代になるという、もう目前の話でございまして、抜本的な改革と将来の絵姿を描いた改革に合わせて全世代型の社会保障に変える、そして、その安定財源の確保という意味での抜本改革ではなく、むしろ二〇一五年のまずその姿、現状をきっちり維持すると、それから年金世代が非常に増えていく、ここに対応するというような形、そして財政再建も含めて、というように私は変わってきていると思うんです。それが事実だと思うんですが、今の説明が、多くは社会保障の将来像、それに合うような安定財源と言いますけれども、やはり私はそれよりも二〇一五年、直近の課題、そして社会保障の安定ということに主眼が移ってきているというふうに私は認識しています。
 そこら辺の今の議論、大臣としてのその認識ですね、抜本的な改革なのか、あるいはこれは維持させるための主に主眼があるのかというようなことについて、ちょっと御見解を伺いたいなと思います。

発言情報

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発言者: 足立信也

speaker_id: 18128

日付: 2012-03-22

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会