石川博崇の発言 (総務委員会)
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○石川博崇君 調査を行っていただいて、ニーズもきちんと踏まえていただいた上での最高五年ということだというふうに理解をいたしました。
合併特例債について確認したい点は以上三つでございますが、冒頭申しました事務負担の軽減というのは是非とも具体的な行動に移していただくことを再度お願いをさせていただきたいというふうに思います。
続きまして、別の観点でございますが、昨年の東日本大震災を受けまして、私ども公明党、今いろんなところでやっぱり訴えさせていただいておりますのが、やはり今このときに防災、減災に係る様々な施策を講じていかなければいけない。全国的にも南海トラフの三連動地震なんかが想定されていたり、また首都直下型地震なんかも想定されている中で、やはり例えば社会インフラ資本の老朽化対策であったりとか、あるいは防災教育といったソフト面での対策、様々な防災・減災対策というものがあろうかと思いますが、こうしたものを今やはりこの例えば十年間、集中的に施策を講じて、また公共投資も投じていく、民間の力もお借りしていく、そうしたことをやっていく、ある意味チャンスなのではないかというふうに考えております。
私どもは、これ、防災・減災ニューディールと銘打って訴えさせていただいておるわけでございますが、ニューディールというふうに銘打っている理由は、実はこういうふうに防災、減災に集中的に施策を講じることによって、日本の経済が非常に低迷が続いておりますけれども、経済活性化にも資する施策になるということを確信しているからでございます。
具体的に申しますと、日本がやはり防災に強い、また減災に強い国だということを国際社会的にもアピールをすることによって、海外の事業者、企業の方々の日本国内への投資が進むことも期待されますし、また、海外からの観光客、残念ながら東日本大震災を受けて若干減って、今戻ってきている状況にございますが、こうした海外からの観光客の方も防災に強い、減災に強い国だということで安心して観光していただける、そういう体制づくりを是非政府におかれては集中的に進めていただきたいというふうに考えているわけでございます。
しかし、いろいろと細かく一つ一つ見させていただきますと、なかなか例えばその外国人の日本における受入れ、あるいは、防災対策あるいは減災対策における対応の状況等を見ると、まだまだ不十分な点も多いのかなというふうに感じております。
例えば、救急車が、外国人の方が体調を崩されたときに病院に搬送されるときに、その救急車が、外国人の方、日本語を解されない方であった場合、外国語対応ができているか、どういう病状か、どういうところがお困りかということを聞ける体制があるかというと、なかなか、全国消防本部の状況がどうなっているかという体制の把握も含めて、消防庁、まだこれからというところがあるのかなというふうに伺っております。
是非、消防庁におかれましては、全国、これからやはりもっともっと外国人の方の観光客を増大させていかなければいけませんし、今後グローバル化が進む上でなってくると思いますので、こうした外国人の方の搬送体制の整備強化というのを取り組んでいただきたいなというふうに思っているんです。
今日は、実はちょっと御紹介をさせていただきたくて、一つ物を持ってまいりました。(資料提示)
理事の先生方には御了解をいただきまして御紹介をさせていただきますが、全国の消防本部伺いますと、紙ベースで、どこが痛みますかという文字の書類を整備している救急車は結構あるんです。ただ、痛みでもう意識ももうろうとしていて本当にもう苦しんでいる真っただ中の方にこの紙を読んでくれと言っても、そんなの、状況、余裕はないという方が多分ほとんどだと思うんです。そうした中にあって、実は、私の地元大阪の松原市の消防本部がこれを全国で初めて導入したというふうに伺っておりますが、この音声で対応する外国人の救急搬送シートというのを今整備をしております。
これは、このペンとこの紙を救急車に積んでいればいいんですが、日本語ですと、この言葉が分かりますかというので、十七言語あります。例えば英語ですと、アメリカの国旗を押すとイングリッシュになって、この言葉が分かりますか。私、中東におりましたが、アラビア語も整備されておりまして、アラビア語でもきちんとこういうことが聞いていただける。どこが痛みますかというのもその地の言語できちんと聞いてもらえるという、韓国語もありますし、中国語もありますし、スペイン語もありますし、例えばもうすぐ病院に着きますよというようなことを言ってくれたりすると。外国で医療機関にかかった方いらっしゃるかもしれませんが、やはり言語が通じるかどうかというのは非常に安心材料になるところがございます。
是非、消防庁におかれては、先ほど申しましたとおり、全国の体制をまず把握をしていただいて、こういうような先進事例があれば紹介していただいて、ほかにももっといろんないい事例あるかもしれません、そういったものをシェアしていただいてというのを取り組んでいただければというふうに思いますが、いかがでございましょうか。