吉野正芳の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○衆議院議員(吉野正芳君) お答えを申し上げます。
 福島県では今年の春から作付けしちゃいけないという田んぼもございます。もし作付けしなければ、そこは賠償で、農家の方は賠償金いただいて暮らすんですけど、賠償金もらってずっと暮らす、こんなのは本当に拷問だと思います、農家の方々にとって。また、田んぼ、畑を荒らしている。生物多様性の観点からいって、ミミズがきちんといて、カエルが鳴いて、そしてそれを捕る小鳥がいて、これが生物多様性なんです。この畑、田んぼは大きな役割を果たしているんです。
 ですから、もし万が一放射能があっても、生物多様性を守るという意味でも、そして農家の耕作意欲をつくる上でも、食料生産の農業というとなかなか販売に厳しい部分があるんです。だったらば、例えばお米を作れば、そこから米焼酎を造る、簡単に言うとエタノールを造る。このエタノールを利用して福島県の車を走らせるとか、またエタノールで電気を起こす。ここに来ている電気、放射能があるけど、売れないですかというと、売れるんです、電気に切り替えれば。そして、今再生可能エネルギーで固定買取り制度ができました。FITです。福島県のエタノール発電は、きちんと食料と同じ値段で買えるくらいお米を高く買う。できるんです。高く買えばいいんです。そうすると、これは全国の電気料金でプールされて、全国の国民がその高いエタノール発電の電気を買うわけですから、ある意味でプールされてならされるわけなんです。そんな形で、食料の生産の農業からエネルギー生産の農業へ切り替えることもできると思うんです。
 例えば、これから帰れる地域、帰れない地域が四月半ばからには線引きされます。帰れる地域でもほとんど全部農村なんです。じいちゃん、ばあちゃん、帰るんです。昨日と同じ農業しないと、帰っても意味がないんです。帰っても意味がない、だから帰らないという、こういう新たな問題がこれから生じる恐れがあります。
 ですから、農村地帯でお米を作ってください。そこはエタノール発電します。エタノールの車を走らせます、E3で、という形に切り替えていけば、双葉郡内の帰れる地域においても農業を続けることができる。そんな思いを込めて、この地域資源の活用という項目を入れさせていただきました。ありがとうございます。

発言情報

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発言者: 吉野正芳

speaker_id: 661

日付: 2012-03-28

院: 参議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会