谷垣禎一の発言 (国家基本政策委員会合同審査会)
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○谷垣禎一君 まあ、それぞれの自治体に引き受けていただくについては苦労もたくさんあると思うんですね。私たちも自民党の各地方組織に協力をするような働きかけをするように要請をしておりますが、是非、これは総理、大車輪でやっていただきたいと思います。
それから次に、やっぱり与野党の別を超えて取り組まなければならない課題について申し上げたいと思います。それは、最高裁判所から指摘されております衆議院小選挙区の一票の格差の是正の問題ですね。
これは、各党なかなか折り合いが付かなくて、いまだに片付いておりません。そして、特に区割り委員会は二月二十五日までに勧告を出さなければいけない状況だったのに、それ動きが取れない状況になって、こちらの方も違法状態が続いている。何とかしてこれ解決して、最高裁の指摘にこたえなきゃならぬと思います。
この問題は、しかし、多岐に絡む問題があって、一票の格差の是正の問題もあるでしょう、それからこの今の小選挙区比例代表並立制というものでいいのかという議論もあるわけですね。それに加えて、特に総理の方のお立場としては、今消費税ということを唱えておられて、身を切る覚悟も必要だということで定数削減ということも考えなきゃならないと、こういういろんな問題が絡まってきたのが今までの現状だと思うんです。
しかし、これ全部を絡めているとなかなか進まない。私は、優先順位を付けてやっぱり進めていかないと、この最高裁の違憲という指摘にもいつまでもこたえられないんじゃないかと思うんです。だから、優先順位を付けて、まずは最高裁に指摘されている、各県に一人ずつ分配することがいけないと言われていますから、これを法律の上から削って、そして最高裁の指摘にかなえられるような各県の配分を決めて、これについては既に我が党はたたき台の議論を出しております。そういったことをやって、優先順位を付けて解決していかなきゃならないんじゃないかと。
これは行政府のトップとしての野田総理に申し上げているわけではありません、与党の党首としての野田代表に申し上げているわけでございまして、是非ともこれは早く解決して、そして立法府としての責務を果たしていかなきゃいかぬと考えますが、総理、是非これ取り組みましょう。