安倍晋三の発言 (国家基本政策委員会合同審査会)

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○安倍晋三君 今、総理は随分長々とお答えになりましたが、私の質問には全く答えていません。大変残念ですね。
 私の聞いていないことについて言及されましたから、一言申し上げます。
 自民党政権時代の負の遺産、そうおっしゃった。しかし、例えば、鳩山政権のときの予算規模は九十五兆円でした。自民党政権時代は八十兆円台ですよ。私のときには八十一兆円です。リーマン・ショックの後の特別な対応、いわばそういう状況の予算と比べているのではありません。東日本大震災の後の特別な予算と比べたのではない。いわば平時の予算。
 例えば、私のときと鳩山さんのときを比べましょう。私のときは八十一兆円でした。そして、名目GDPは幾らだったか。五百十三兆円ですよ。そして鳩山政権は、四十兆円しか税収がないのに九十五兆円組んで、名目GDPは四百八十兆円じゃありませんか。三十兆円も圧縮をしているんですよ。
 私が聞いていないことに野田さんがそう答えたから、私がさらに答えているわけであります。
 そして、今、トラスト・ミーという言葉が軽くなったとおっしゃった。確かにそうですね。トラスト・ミー、軽くなったのはトラスト・ミーだけではありません。マニフェストという言葉も軽くなった。近いうちにという言葉も軽くなった。
 私たちは、特例公債について賛成をする、そういう決断をして、既に御党も承知のはずであります。審議を当然今進めております。
 私たちは、そもそも、予算委員会を開いていないのに本会議に応じたではありませんか。そうでしょう。そして、今、財金で審議を進めていきますよ。
 そして、国民会議については、そもそも私たちの提案でありますが、メンバーは直ちに決めても構いませんよ。
 そして、定数是正の問題。そもそもこの党首討論において、野田総理、総理は、憲法違反と言われている定数是正を先行させる、そう約束したじゃないですか。それをまたたがえるんですか。
 確かに、私たちも定数削減を必要としていますよ、必要だと思いますよ。定数の削減と選挙制度の改正というのは、民主主義の土俵ですよ。なるべく多くの政党の皆さんが議論に参加をして、賛成できる環境を例えば議長があっせんをしてつくってくる、ずっとこうやってきたではないですか。
 これが直ちに前に進まないから、まずは〇増五減、定数是正、そして憲法違反の状況を解消する。直ちに皆さんがこれに賛成すれば、もうあしたにもこれは成立をしますよ。決断してください。(発言する者あり)

発言情報

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発言者: 安倍晋三

speaker_id: 26067

日付: 2012-11-14

院: 両院

会議名: 国家基本政策委員会合同審査会