中谷元の発言 (安全保障委員会)
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○中谷(元)委員 このメカニズムにおいては、北の防衛、北海道においては、長年、旧ソ連、またロシアから頻繁に領空侵犯などの事案がありましたけれども、これは暗黙の危機管理メカニズムができ上がっていまして、双方がいろいろなレベルでこの緊張を抑止するというものができ上がっております。
ところが、南方の日中関係においてはまだそういった基本的な取り決めなどができておりませんので、特に海上保安庁などと向こうの海監とか海洋局との関係の構築が急がれると思いますので、ぜひその辺の協議をお願いしたいと思います。
もう一つ心配事は北朝鮮でございますが、おととい、北朝鮮の中央委員会の総会で、核開発を進める、また長射程のミサイル、これも開発し予算も重点的につけていくというような決議がありました。
そして、きのう、国会に当たる最高人民会議においても、自衛的核保有国の地位を強固にすることを決定した。
そして、労働党の機関紙では、横須賀、三沢、沖縄、グアムはもちろん米本土も我々の射程圏内にある、南北関係は既に戦時状況に入った、そして自走高射ロケットは日本から飛来するどんな航空機や巡航ミサイルも迎撃できると主張しまして、在日米軍基地も北朝鮮軍の攻撃対象になって、日本の原子力発電所も攻撃対象にする可能性を指摘いたしました。
韓国では、朴大統領は、韓国に何らかの挑発があった場合、政治的な考慮のない最初の戦いで強い対応をすることになると、強固かつ迅速な軍事対応をとる方針を示しました。
その一方で、北朝鮮では新しい人事が行われまして、前の首相でありました朴奉珠氏が首相にまた復帰をして経済政策を重視する姿勢を伝えておりまして、体制の引き締めに全力を挙げておるわけでございます。
このような北朝鮮の非常に不穏な動きを受けまして、我が国としてはどういう姿勢でこれに対処しておられるのか、まず岸田外務大臣からお伺いしたいと思います。