中谷元の発言 (安全保障委員会)
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○中谷(元)委員 この問題は、まさに日本にとって欠落をした部分でもあるし、憲法解釈においても空白のある部分で、これはぜひ小野寺大臣のときに詰めていただきたい。
というのは、警護出動というのは、九・一一が発生したときに、やはり、テロリストという、国と国との戦いではなくて、ごく一部の集団が国家を危機に陥れることが現実になっていまして、防衛出動でしたら三要件があって、その事態で発動するということですが、こういったテロによる攻撃に対して、警察作用で対処するのか、それとも防衛作用で対処するのか、非常にその判断が難しくなってきております。
また、尖閣列島の事案においても、当面、警察作用で、海上保安庁を中心とした対処がされるわけでありますが、例えば数人が尖閣列島に上陸をしたケースなどを考えますと、いきなり防衛出動が発動されるということも判断しなきゃいけませんが、それに至るまでの間に、マイナー自衛権という、警察作用と防衛作用の間を埋める段階的な対処のあり方というもの、武器の使用も含めてこれは考え得ることでありまして、まさに、この警護出動というのはそのすき間を埋める条項でありました。
ところが、国家公安委員長などとの議論によって、その範囲が米軍基地と自衛隊の施設内というふうに限定をされたわけでございます。しかし、この重要施設に対する攻撃というケースは十分考えられるわけでございますので、今後、この警護出動の基準を、範囲を一般の重要施設にも広げるべきだと私は当時から思っておりますけれども、この点の検討はしていただけるのか、大臣のお考えを聞かせていただきたいと思います。