佐藤茂樹の発言 (外務委員会)
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○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。
岸田大臣、ちょっと時期がおくれましたけれども、御就任おめでとうございます。有意義な議論をさせていただければありがたいと思っております。
それで、早速ですけれども、昨日、中国では、全人代で習近平氏が国家主席に選出されまして、党と軍と国家のトップにつかれまして、事実上、実質的に習近平政権がスタートした、そういうことになっております。
安倍政権としても、総理も日米首脳会談でも言われ、また岸田外務大臣も日米外相会談でも言われ、また先日の大臣所信でも表明されておりますけれども、日中関係を、大局的な観点から戦略的互恵関係を推進していくために、安倍総理が対話のドアは常に開かれていると表現されたように、ぜひ政治レベルの対話を進めていただきたい、そのように思います。
与党の一員である我が党の山口代表の訪中で日中改善の糸口が一時は見えたわけでございますから、ぜひ粘り強く政治対話の道を開いて、知恵を出し合って、緊張緩和を図って、戦略的互恵関係にしていく努力を日本政府としても引き続きとっていただきたい、そのように最初に申し上げておきたいと思います。
それで、日米外相会談におきましても、この日中関係のことについては話し合われたわけでございます。今回の日米外相会談は、その前の時間で日米首脳会談がされておりましたので、概要をお見受けしますと、それをフォローするような会談が中心だったんですが、その中で特筆すべきなのは、尖閣諸島の問題で、ケリー新国務長官からも、尖閣諸島は日米安全保障条約の適用対象であるという言質を岸田外務大臣が引き出したことは意義があった、私はそのように評価をしているわけでございます。すなわち、尖閣諸島について、ケリー長官は、安保条約の適用についてのアメリカの揺るぎないコミットメントを改めて確認するとともに、尖閣諸島をめぐる問題に対し日本が自制的に対応していることを評価すると発言した、そういうことだそうでございます。
クリントン前国務長官であるとか、あるいはキャンベル前次官補などという、そういう日本に対しての理解者が政権を去った後で、新しいパートナーである相手を日本の理解者にしていく一歩は開かれた、私はそのように感じているわけでございます。
そこで、ぜひちょっと外務大臣に確認をしておきたいのは、ケリー国務長官と会談されたときに、大臣の方から、一月のクリントン前長官の発言を出されて、尖閣諸島についてアメリカ側のコミットメントを再確認された意図は何だったのかということと、実際に会談されて、アメリカ側、特にケリー長官は、尖閣諸島をめぐる問題での日本の対応とか日中関係についてどのように認識している、あるいはどのようにあってほしい、そのようにアメリカ側は考えておられると外務大臣は捉えておられるのか、認識をお聞きしたいと思います。