佐藤茂樹の発言 (外務委員会)
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○佐藤(茂)委員 外務大臣もなかなか安全運転だな、そういう感じがいたしました。
続いて、きょうは時間が限られていますので、もう一つ、北朝鮮による核実験に関する安保理決議につきましてお聞きをしたいと思います。
外務大臣にこの評価を聞こうと思いましたけれども、時間も限りがありますので、それは飛ばさせていただいて、問題は、この安保理決議というのは、制裁を追加、強化する内容が含まれる決議が全会一致で採択されたというのは、非常に私は歓迎し、高い評価をしておるわけですね。特に、金、人、物、貨物検査、航空輸送の制限の幅広い分野にわたって制裁の追加、強化が決められ、また、今までの決議で要請だったものが義務化されている部分が相当出てきております。さらに、加盟国独自の判断において対象を拡大強化できる点が大きな特徴だと思っているわけですね。
この直後の内閣総理大臣コメントでも、外務大臣談話でも、「我が国は、他の国々と連携しつつ、この安保理決議を実効あらしめるよう、適切に対応していく考えです。」と政府はコメントを出されているわけでして、この決議の実効を高めるために我が国としてどういう措置をとろうとされているのかということが今一番大事だと思っております。
その前に、決議が決められる前に、二月二十七日の参議院予算委員会で、菅官房長官は、独自制裁として実施している再入国禁止措置の対象を拡大していくんだ、具体的に言うと、核やミサイルの技術者も再入国を禁止することを視野に検討していると当時は言われておりました。
ただ、今回、さらに多くのことが国連決議で決められて、こういうことは国連決議のもとでもできるようになっているんですね。さらに、アメリカも既に独自制裁で、朝鮮貿易銀行の金融制裁なんかも決められております。
きょうは加藤副長官にお越しいただいているので、この安保理決議を受けて、金、人、物、貨物検査、航空輸送の制限という重立った分野で、我が国が従来とっていた措置では不十分で、新たな措置を必要としたり、従来の措置を拡充したり追加しなければならない、どういう対応を日本政府として今とられようとしているのか、具体的に答弁をいただきたいと思います。