長島昭久の発言 (外務委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○長島(昭)委員 このぐらいにしますけれども、その点は、外務委員長としての職責をわきまえて、しっかり全うしていただきたいというふうに思います。
 それでは、政府に対する質疑を行わせていただきます。
 けさの産経新聞にも、「挑発激化 発射強行も」と、北朝鮮の情勢が本当に緊迫化していることが書かれております。まさに開戦前夜のような、そんな報道ぶりがあるわけであります。
 少しおさらいをしておきたいと思いますが、北朝鮮をめぐる最近の動きとしては、昨年の十二月に、これは私どもがまだ政府におりましたときでありますが、事実上の長距離弾道ミサイルを発射した。そして、ことしの二月十二日には、三度目の核実験を行った。
 そして、三月に入りますと、これはかなり強硬になりますが、五日に、朝鮮戦争の休戦協定を十一日から白紙化すると表明、八日には南北間の不可侵合意を破棄、そして十一日には、板門店の南北直通電話を遮断、戦時状態にある、こう表明をいたしました。そして二十六日には、全ての野戦砲兵軍集団を一号戦闘勤務態勢に入らせる、こう宣言をし、三十一日には、横須賀、三沢、沖縄と日本の三つの地域の名前を挙げて、ミサイルの射程圏内にあるんだ、こういうことを表明。
 今月の二日には、一度稼働をとめました寧辺の核施設の再稼働を表明。昨日でありますけれども、けさのこの報道にも出ておりますが、新しい中距離ミサイル、KN08、ムスダンの改良型と言われておりますけれども、発射の兆候がある、日本海側にこれを輸送したという情報がある。そして、同じ四日でありますが、北朝鮮の軍の総参謀部報道官が、核攻撃による作戦が最終的に決定された状態にあることを米国に通告する、こういう発言をしております。
 これに対してアメリカは、三月十五日、ヘーゲル新国防長官が、迎撃ミサイルの追加配備、カリフォルニアとアラスカでありますが、二〇一七年までに追加配備をするという発表をいたしました。三月二十五日には、北朝鮮の通常兵器による挑発に備えて、米韓両国が、詳細な挑発対応共同計画、コンバインド・カウンタープロボケーション・プランというのに署名をし、三十日には、通常は行動が秘匿されるはずのB2爆撃機の行動をあえて公表。北朝鮮の長距離弾道ミサイルの射程圏外のミズーリの、アメリカの内陸部ですね、中西部のミズーリ州にある基地からこのB2爆撃機が離陸をして、一万キロ飛んで、朝鮮半島近傍で行われている米韓合同演習に参加をして、黄海上の無人島にある射撃場に訓練用の不活性弾を投下して帰還をしたと。本来であればこういうことは表に出さないことでありますが、あえてこの演習参加を公表する。
 そして、四月三日、一昨日でありますが、これもヘーゲル国防長官が、北朝鮮は米国にとっても現実の明白な危険、脅威に当たる、数週間以内にグアムに、今まではアラスカだったわけですけれども、グアムに最新鋭の迎撃ミサイル、THAADと言われている戦域の高高度の防衛ミサイルを配備する、こう発表した。
 北朝鮮もエスカレーションする、米側も、これを見る限りでは、かなり緊張感を高めていく、こういう状況にあるわけですけれども、三月二十八日の国会審議で安倍総理が、休戦協定を完全に白紙化するとの表現は初めて使われた、米韓と連携し、情報収集、分析をしている、こう発言されてもう一週間近くたつわけですけれども、外務大臣から、現状の認識、北朝鮮の動き、アメリカの動き、総合的に御判断をして、今、この間分析を続けてきた、そういう中で、この国会で、ぎりぎりおっしゃれる範囲で結構でございますから、現状認識を伺いたいと思います。

発言情報

speech_id: 118303968X00420130405_014

発言者: 長島昭久

speaker_id: 29241

日付: 2013-04-05

院: 衆議院

会議名: 外務委員会