長島昭久の発言 (外務委員会)
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○長島(昭)委員 ありがとうございます。
それでは、次の課題、日中関係に移りたいと思います。
日中関係は今、本当に厳しい情勢にあります。
昨年の九月に、尖閣諸島のうちの三つの島を政府が購入いたしました。それは、きょうは当時の玄葉外務大臣もおられますし、日中間で本当に奔走された山口筆頭もおられますけれども、私も当時官邸におりまして、本当にぎりぎりの判断というか、四月に石原都知事が、東京都が購入する、そして購入した上で、船だまりやあるいは人の常駐も含めて、尖閣を空島にしてはいけないんだ、しっかり日本が実効支配を、まさに実効性あるものにしていかなきゃいけないんだ、こういうことで宣言をされて、中国側は物すごく反発をして、結局、外交問題に発展するということから、私どもとしては、平穏かつ安定的な維持管理をしようということで、民間人に委ねるのではなくて、政府が責任を持ってこれを維持管理していこうということで購入を決定いたしました。
この購入をめぐっては、タイミングが悪いとかいろいろ御批判はありましたけれども、この手の問題で中国が納得できるようなタイミングというのは、私は、恐らく永遠にないんだろうというふうに思います。
尖閣に対する中国側のプレッシャーというのも、何も去年に始まったことではない。遠くさかのぼりますと、一九七八年に、百隻からの武装した漁船団が押し寄せてきた、そういうこともありました。一九七八年四月、福田政権でありました。日中平和友好条約の締結交渉が行われている真っただ中でそういうことが起こっている。最近でも、二〇〇四年には、活動家が七人上陸をした、こういう事案もありました。二〇一〇年の九月には、例の漁船衝突事案がありました。二〇〇八年ごろから中国は、公船を尖閣の領海内に何度も何度も入れてきた。こういう一連の流れの中で、やむを得ず日本としては、政府がこの尖閣の購入、こういう決断をしたわけです。
新しく外務大臣になられて、その政策を引き継いでおられ、今、日中交渉の最前線に立たれているわけですけれども、我が国固有の領土である尖閣諸島を、民間人に委ねるのではなくて、政府が購入し、きちっと平穏かつ安定的に維持管理をするという前政権の政策、今、外務大臣としてどうお考えになっているでしょうか。