石原伸晃の発言 (環境委員会)
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○石原国務大臣 もう委員の御指摘のとおりで、エネルギーの基本計画というものも、まだ、着手して今検討中でございます。
そんな中で、委員の御指摘のとおり、十一月までには野心的な目標を示さない限りは、実は二〇五〇年代への長期の目標に到達する可能性が低いと思われた段階でこれは非常に意味のないものになってしまう、そういう認識をしっかりと持っていかなければなりません。
それと、ぜひ多くの委員の皆様方の意見、意識を統一させていただきたいと思いますのは、地球温暖化という問題は、近い将来の危機ではなくて、もう私たちの身の回りで大きな危機が起こっている。
当たり前の話でございますが、昨年の北極海の溶解量、これは過去最高を記録した。北極海の氷が解ければ、その分、海全体の潮位が上がる。これによりまして、先般、パラオの大統領が私のところにお訪ねいただいて、こんな台風は経験したこともないというような台風がやってきて、しかも、潮位の上昇、満潮時と重なったということで、その打ち寄せる波の大きさは、最初はビッグウエーブという言い方をされておったんですが、三・一一のとき、日本の東北地方を襲ったあの津波と同じような危機感を自分は感じた、ですから、クライメートチェンジの問題について、日本がこれからも先駆的な役割を果たしてもらいたい、こんなことを強くおっしゃられていたことをすごく印象を持って聞かせていただきました。
地球温暖化は、地球全体の環境に深刻な影響をもう及ぼしている大きな脅威である、これは人類の生存に関する大きな課題であるという立場にとらせていただいて、この課題の解決に全力で取り組んでいく、そんな考えの中で、COP19までにしっかりとした数字を日本として示すよう努力をさせていただきたい、こんなふうに考えております。