井野俊郎の発言 (環境委員会)
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○井野委員 先ほどの鳥獣被害については、これは私の地元の話になりますけれども、本来自然環境が保たれなければならない国立公園における鹿の鳥獣被害が深刻になっております。この点、環境省においても、国立公園における鹿対策事業として、前年度比約四倍の一億七千万円もの予算計上をされ、鹿対策という部分に力を入れているということが見てとれるわけであります。
私の地元、尾瀬に国立公園があるわけでありますけれども、鹿による深刻な被害が発生しており、地元の新聞等においてもこういう鳥獣被害が、特に鹿の被害が取り上げられております。
尾瀬では、平成十二年にシカ管理方針を策定し、鹿の捕獲等を実施していたようでありますけれども、さらに鹿被害が深刻化した結果、平成二十一年三月にまた新たなシカ管理方針が策定されております。しかしながら、尾瀬ケ原におけるニホンジカ確認頭数は平成二十一年以降もふえている状況にあり、また、平成二十一年に策定された新たなシカ管理方針の実効性についても、果たしてそれがうまくいったのかという意味では疑問視されているところであります。
そこで、かかる現状について環境省としてどのように考えているのか、また、問題点や原因の分析状況についてお聞かせください。特に、このシカ管理方針では、群馬、福島、新潟、栃木と四つの県をまたいでいることから、シカ対策協議会を設置して、連絡調整、連携協力するということをしておりますが、かかる協議会の実効性、そういう点についてもお聞かせください。