小林正明の発言 (環境委員会)
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○小林(正)政府参考人 PM二・五の健康影響でございます。
これにつきましては、呼吸器系あるいは循環器系への影響などが国内外の科学的知見によりまして示されているということがございます。こうしたものを踏まえまして、専門家の検討を経まして、平成二十一年の九月に環境基準というものを設定したところでございます。
一方で、そこの検討の際にも指摘がございましたが、我が国におけるPM二・五の健康影響に関する科学的知見が、国外の知見と比較しても余り多くないということが指摘をされております。こうしたこともございますので、長期継続的に疫学調査などを進める必要がある、こういうことで、現在も進めておりますし、今後も健康影響に関する知見の集積に努めることにしているところでございます。
また、今回我が国で観測されました一時的なPM二・五の濃度上昇の原因につきまして、専門家の会議を持って検討を加えたわけでございますが、大陸からの越境大気汚染の影響もあるであろう、一方で、国内の都市汚染の影響も複合しているというように考えるべきではないか、こういうことでございます。
さらには、PM二・五につきましては、環境基準設定からまだ余り年数がたっておりませんので、今、測定網の増強を地方自治体にお願いして進めているところでございます。
この中で、PM二・五というのは、実は、ほこりが巻き上げてくるようなもの、あるいは海塩粒子というようなもの、そういうものの影響もございます。それから、もちろん物が燃焼したすすの中からも出てまいります。さらには、空中のガス状のものが二次的に粒子状になる現象もあるということで、大変複雑なメカニズムを持っているということが専門家から指摘をされておりまして、一体どこからどの程度出ているのかということについてはさらに解明をしていかなければいけない、そういうような状況にあるところでございます。