山下貴司の発言 (厚生労働委員会)

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○山下委員 おはようございます。
 きょうは大臣は朝四時起きで備えておられるということで、世界じゅう見渡してみても、これほど大変な厚生労働大臣はおられないということでございます。私自身も初めての質問であり、そんな大臣初め皆様の胸をかりるつもりでやらせていただきたいと思います。
 私の質問は、厚生年金基金制度の改革について伺いたいと思います。
 今回の改革の中身は、大きく分けて二つあるのではないかというふうに考えております。一つは、運用状況の悪化により解散を望む厚生年金基金がより容易に退場できるために、特例的な解散制度を設けるもの、そしてもう一つは、解散を望んでいない基金であっても、やはり運用状況に懸念がある場合には、強制的に基金を解散させ、あるいはほかの企業年金制度への移行をさせるものと私自身は受けとめております。
 この厚生年金基金は、昭和四十年の厚生年金の大幅な給付改善、いわゆる一万円年金に際して、これに伴って保険料引き上げをやろうとしたところ、対応できないという事業主に配慮して、事業主が国に納める保険料の一部に退職金原資を加えて自主的に運用する仕組みとして実施されたものでございます。
 厚生年金基金は、国への納付が免除された免除保険料と退職金原資に相当する上乗せ保険料を原資として運用することによって、運用基金のスケールを大きくして、そして、まず分散投資を可能にしたり、あるいは手数料や事務コストの削減などスケールメリットを生かした効率的な運用を図って、基金給付の厚みを増したというプラスの面があったと承知しております。
 他方で、運用環境の悪化やAIJ投資顧問のような投資詐欺的な事例による代行割れのリスクも負っていたというふうに理解しておりますが、このような厚生年金基金制度への評価及び今回の改革について、大臣の一般的な、総括的なお考えを伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 山下貴司

speaker_id: 606

日付: 2013-05-17

院: 衆議院

会議名: 厚生労働委員会