黒田東彦の発言 (財務金融委員会)
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○黒田参考人 足元の状況を見ますと、金融機関の貸し出し態度は、先ほども少し申し上げたとおり、やや前向きになってきておりまして、そういった面では好ましい傾向が出ていると思っております。それから、委員御指摘のとおり、日本銀行といたしましても、貸し出しの増加分について全てファイナンスをするというようなシステムもつくりまして、運用しようとしておりますので、そういった面でも、さらに金融機関の貸し出し態度というのは前向きになってくると思います。
委員御指摘の点が、具体的にバーゼル3とかその他金融機関に対するいわゆる規制といいますか監督といいますか、そういったものを指すといたしますと、バーゼル3自体はいわば国際的に合意されたものでございまして、そういったものを踏まえて、恐らく金融庁は日本の実態に合った形でやっておられると思いますけれども、今後、具体的に、金融行政の面で、さらに融資を進める上で必要な改正点、改善点がありますれば、いろいろな形で金融庁、政府にも御意見を申し上げたいと思っております。
現時点では、特別に何か非常に大きな障害になっているという点は、バーゼル3についてはいろいろな議論が国際的にあることは承知しておりますけれども、国際的な合意に従ってやっている中で、特に何か日本の実情に合わない面があれば、そこは、私どもといたしましても、金融庁に御意見を申し上げることがあり得ると思います。