麻生太郎の発言 (財務金融委員会)

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○麻生国務大臣 これは、古本先生、議員定数の削減とか、いわゆる選挙区の改正とか、何回もやりました。小選挙区にするときも随分長いことかけて、多くの方が賛成ということで、私らは反対、結果的には賛成ということで通って、今になったら前の方がよかったとか。大体こういった話というのは常に、選挙制度の改正というものは、全員が納得するなどという案はまず出たことがないというのが今までの例だ、私らはそう理解しております。
 したがいまして、今回の場合も、定数の削減というのを私らも申し上げましたけれども、これは、これだけ多くの政党が出てきておられる今の時代においては、社会党と自民党と、主に二党で決まればそれでよかったという時代とは随分違って、随分多くの意見が出てくる、そういった時代になりますと、定数の削減というような、議員にとりましては自分のとる土俵そのものが大きく入れかわるという話はなかなか合意が得にくいものなんだ、私は改めて今回の一連の討議を聞いて、そう感慨を新たにしたところです。
 しかし、その中におって、いわゆる〇増五減という問題は、何といってもこれは憲法違反を問われる一番大きなところでもありましたので、まずは、きちんとこれだけはやっておかねばならぬ。
 定数削減の話がみんなで今国会中にまとまるという話は、あと参議院の選挙を目前に控えて、とてもではないという状況にもありましたので、結論が何も決まらないじゃないかということになることは避けねばならぬということで、〇増五減、これは過日、昨年三党で合意をしたところでもありますので、今回はこの〇増五減の法案だけは通していただくということになったという経緯だと存じます。
 しかし、いずれにしても、この定数の削減という話は、これは今後とも出てくる話だと思いますが、定数を削減する。
 ただ、私どもは、一票の格差という問題もさることながら、有権者何人に対して国会議員の数はどれくらいの比率が正しいのかという話を聞けば、少なくとも、ほとんどのヨーロッパのいわゆる議会制民主主義をとっている国において、日本より有権者の数が少ないという国は私どもが調べた範囲ではありませんので、一体この人数をさらに減らすのが正しいのか、ほかの国々の方法、比率、比例の方が正しいのか。これは、残念ながら、世界じゅうにこれがという法律はありませんものですから、もし、これが正しいという制度があるなら、それはみんなまねするんでしょうけれども、各国みんな違っておるという現状の中にあって、これはいろいろ今後とも各党の意見を拝聴させていただいて、これはみんなで決めねばならぬ大事な問題だと思っております。

発言情報

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発言者: 麻生太郎

speaker_id: 17218

日付: 2013-04-24

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会