上田勇の発言 (財務金融委員会)
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○上田委員 公明党の上田勇でございます。
きょう、黒田日銀総裁に、金融政策に関しまして何点か御質問をさせていただきたいというふうに考えております。
先ほど総裁からも御報告があったとおり、日本銀行では極めて大胆な金融緩和策をとっておりまして、相当な効果が上がっているというふうに評価をしておりますし、また私自身も認識を持っております。
しかし、こうした中でも、銀行の貸し出しというのは、ここ数カ月間、先ほどの報告でもございましたけれども、二%程度は増加をしているわけでありますけれども、果たしてこれが十分なのかというと、私はやはり、もっとそれが大きくふえていかなければいけないんじゃないかというふうに思っております。
二%といっても、これはやはりリーマン・ショック前の水準にすらまだ達していないというのが現状じゃないかというふうに思いますので、特に中小企業向けの貸出残高というのは、調べてみますと微増ないし横ばい程度でございます。この金融緩和策が経済再生に結びつくためには、やはり、日銀から出た資金がしっかりと実需、そういう資金需要のところ、必要なところに供給をされていく、そのことによって好循環が出ていくんだというふうに思っております。
その意味では、金融機関の貸し出しをさらに増加させるというような対策が必要だというふうに考えておりますし、特に、やはり中小・小規模事業者、新たなところにチャレンジをする、また、新たな需要を掘り起こすという意味からは、そういった点での資金の提供が必要だろうというふうに考えております。
そこで、総裁に、金融機関による貸し出しを現状どういうふうに評価されているのか、また、これから貸し出しをもっと積極的に増加させていくためにはどういうような方策が必要、また有効だというふうにお考えなのか、御見解をお伺いしたいというふうに思います。