菅義偉の発言 (内閣委員会)
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○菅国務大臣 委員から、極めて基本的で、しかし、国家にとっては極めて重要なことについての御質問をいただきました。
国家の安全保障機能、現在のままで果たしていいのかどうか、そう考えたときに、やはりどうしても日本の国というのは縦割り社会でありますし、省庁もそれぞれ極めて優秀な官僚の皆さんでありますけれども、どうしても自分の省庁にこだわり過ぎるほどこだわっている。委員は役所経験者ですから、その辺のことをよく理解されているというふうに思います。
そういう中で、国益重視の観点から、やはりオール・ジャパンで取り組んでいく、そうした体制をつくっていくことが必要だろうというふうに思っています。諸外国の政府、あるいは国際機関、民間、そうした関係機関との重層的なネットワークをつくっていく必要というのはあるだろうと思います。
それと同時に、国家安全保障会議、NSC、これはぜひとも必要だというふうに私は思っています。
例えば、先般、アルジェリアのテロの事件がありました。それぞれの省庁は極めて誠実に情報等を収集されたと私は思いますけれども、そこを集約して対応する、そうした機能が現実的に今ないわけであります。
アルジェリアの問題は、それぞれの省庁の大臣と私で対応させていただきましたけれども、常日ごろから、まさにNSCのようなものがあって、意見交換をし、また、こういう事態にはどう対応するのか、そういうことを機動的に行うことができる、そうした体制がどうしても必要だ、そういうことで、有識者の皆さんにお集まりをいただいて、NSC創設に向けて今さまざまな意見を伺っておるところでありまして、国民の皆さんの生命と安全をしっかり守ることのできる体制をできる限り早くつくっていきたいというふうに思います。
東日本大震災においても全く同じことが言えるだろうというふうに考えておりますので、そうした国民の安全について組織的なものをぜひつくっていきたい、そういうことで今検討している状況であります。