安倍晋三の発言 (予算委員会)

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○安倍内閣総理大臣 今日までなかなか復興が進んでこなかった理由の一つが、やはり省庁の縦割りがあったと思います。特に除染においては、環境省、復興庁、両方にまたがっていた。これを一本化いたしました。根本大臣のもとで除染を行っていく。
 そして同時に、現場主義。どうしても今まで、東京にわざわざ陳情に行かなければいけない、各省庁に分かれているから幾つもの省庁にたらい回しにされていて、なかなか物事が前に進んでいかないという中において、省庁の縦割りを排して復興庁に一元化をしていくということと、そして、二本社体制、福島の復興総局をつくり、スタートさせました。前事務次官がそこにいて、そこで多くのことを決めることができるようにいたしました。
 除染のスピードも上げながら、そして、やはり先ほど来議論があるように、なかなか住宅ができない。先般、土曜日に岩手そして宮城に参りまして、仮設住宅の方々から同じようなお話を伺いました。全然先が見えないじゃないか、そういう切実な声でありました。しかし、実際はずっと買収交渉も進んできて、いよいよ整地に入っていますが、なかなかそれは、そういう仮設住宅では見えない。特に、ずっと買収の調整をしているときには、もっともっと見えないということだったんだろう、こう思います。
 根本大臣とそこに伺いまして、これからは、そういう意味において、工程表をしっかりと皆さんにお示ししていく。今どの辺にいますよ、どこに入ったらいよいよ移ることができますよということをお示ししていきたいと思います。
 そしてまた、先ほど関連の三大臣からお話がありましたが、さまざまな課題もあります。あるところでは、工事の申請をして十三カ月間もかかった。平時であれば、慎重な審査というのも必要でしょう。でも、今、工事スタートまで十三カ月間は余りにも長いですね。これは短縮させていこうということを、我々はその場で決定いたしました。
 さらに、掘れば埋蔵文化財等が出てきて、どうするか。農地の転用の問題等もあります。そういう問題については、もっともっと私たちは加速化させていきたいと思います。
 多くの地域で、だんだん地域の首長さんたちの工夫を生かしながら進んでいるところもあります。そういううまくいっているところを、どんどんいろいろなところに、なかなか進んでいないところにも取り入れていくという方法もあるんだろう。
 年内に、本当に目に見える形で、どんどん進んでいるな、私たちはいつぐらいまでにちゃんとこの仮設を出て移ることができるな、そう思ってもらえるように、全力を尽くしてまいります。

発言情報

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発言者: 安倍晋三

speaker_id: 26067

日付: 2013-02-12

院: 衆議院

会議名: 予算委員会