前原誠司の発言 (予算委員会)
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○前原委員 補正をやるということは、今緊急にやるから補正なんでしょう。緊急にやるのが、額面が一・六兆で、実際の事業費三千億というのは、どういうことですか。まさに、看板に偽りありの復興の加速じゃないですか、これは。そういう予算になっているんですよ、このたてつけは。
二枚目、ちょっとお願いします。
つまりは、先ほど申し上げたように、公共事業を、マクロ政策か何かわからないけれども積み上げて、一年分の公共事業をどんと発注した。これは、消化するのは大変ですよ。人手不足、人材不足、重機不足、大変。そして、復興を加速させると言って、実態的に計上されている予算は一・六兆円なのに、使えるお金は、事業費は三千億。まさにこれは、私は、見せかけの補正予算だということを申し上げたいと思います。
マクロ経済からいうと、ちょっと上を見てください。これは、TOPIXと日経二二五、それからGDPの産業内訳ということで書いてあるわけでありますが、上を見ますと、最終的に見てもらいたいのは緑のGDPなんですね。
青と黄色の日経の平均TOPIXを見ると、いかにGDPとしては少ないところが過剰に判断されているかということがわかると思います。つまり、日経平均の積算そのものが今の実体経済に合っていないということ、TOPIXも含めて。これが明らかになっているものでありますけれども、見ていただきたいのは建設業ですよ。建設業は、GDPの中で一〇%を切っているんですね。
そして、下を見ていただくと、「新規求人数に占める産業比率」というのが書いてある。どこが仕事を、いわゆる人を求めているのか、どこが今から成長し、そしてまた人を雇って、経済として成長させたいかということが書いてありますけれども、建設業は全体の一二・五%なんですよ。補正予算の半分を使う公共事業、一二・五%。卸売業、小売業。医療、福祉、二〇・六%。サービス業、一四・七%。
本来であれば、マクロ経済に資するということであれば、こういうものをしっかりと踏まえた上で、公共事業に偏らずにしっかりとしたあんばいをするのが本来の補正予算じゃないですか、安倍総理。