高市早苗の発言 (予算委員会)
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○高市委員 安倍総理とは、過去約十五年にわたりまして、いろいろな政策について、ともに活動をしてまいりました。
私自身が安倍内閣につくっていただきたいと考えております国家像、社会像について紹介をしながら、幾つか伺ってまいります。
第一に、私は、国民の生命、領土と資源、国家の主権と名誉、これをしっかりと守り抜く国をつくっていただきたいと願っております。これは国の究極の使命でございます。
例えば、日本の安全保障体制の脆弱性につきましては、過去にわたって、リスクに対する備えさえも認めない空気、これに政治がというか日本社会全体が支配されてきた。これが大きな原因でもあります。
古い話でございますけれども、イラク戦争開戦の直前に政府内で開かれましたある会議で、開戦直後の初動態勢について、各省庁ですり合わせを今のうちにしておくべきではないかということを私が申し上げましたときに、今、平和のための外交努力をぎりぎりまでしているときに、仮に戦争になったらということで発言をされるというのはいかなるものか、そういった御意見もございました。当時、安倍総理は官房副長官で、その場にいらっしゃいました。
しかしながら、国際政治の基本というのはネバー・セイ・ネバーでございます。むしろ、政府は最悪の事態を想定し、しっかりと準備をしていますと伝える方が、本当の国民の安心につながるんじゃないかと思っております。
国防のみならず、想定を超えたとされました原発事故の発生、それから社会資本の劣化によります事故を防ぐための防災対策のおくれ、こういったものも、リスクの最小化をする、最悪の事態に備える、こういう信念を持って政府に取り組んでいただかなければなりません。
安倍内閣では、世界最高水準の安全を担保するということを前提にいたしまして、タブーなき議論を行い、あらゆるリスクの最小化に資する制度設計をしていただきたいと考えますが、この点、いかがでしょうか。