田中和徳の発言 (環境委員会)
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○副大臣(田中和徳君) 平成二十五年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について御説明申し上げます。
まず、一般会計予算では総額二千五百八十四億八千万円を計上しております。
以下、その主要施策について御説明申し上げます。
第一に、地球環境保全対策については、昨年末にカタール・ドーハで開催された気候変動枠組条約第十八回締約国会議の成果を踏まえ、全ての国が参加する将来の法的枠組みの構築を目指すとともに、国内の各種地球温暖化対策を着実に進めてまいります。また、アジアを中心とする環境協力を含む地球環境保全対策の推進を図ります。これらに必要な経費として六百九十八億三百万円を計上しております。
第二に、廃棄物・リサイクル対策については、循環産業の育成や国際展開の支援、リデュース、リユース、リサイクルのいわゆる3Rの取組の推進、不法投棄対策や適正処理対策の推進などに必要な経費として四十億三百万円を計上しております。また、循環型社会形成推進交付金などを活用した廃棄物処理・リサイクル施設や浄化槽の整備に必要な経費として四百三十八億三百万円を計上しております。
第三に、自然環境の保全対策については、国立公園や世界自然遺産などの優れた自然環境の保護と適正な利用、生物多様性分野の国際貢献を推進するとともに、絶滅のおそれのある種の保存や外来生物対策の推進など、国内における生物多様性関連施策の着実な実施に必要な経費として百二十一億六千二百万円を計上しております。
第四に、総合的な循環政策の推進については、環境、経済、社会が相互に高め合う社会経済の仕組みを構築する基礎を確立するべく、事業活動や金融のグリーン化、持続可能な地域づくりの推進、実効ある環境影響評価の推進などに必要な経費として三十一億五百万円を計上しております。
第五に、公害健康被害対策等については、水俣病対策、公害健康被害補償制度や石綿による健康被害に係る救済制度の適正かつ円滑な実施、国内における旧軍毒ガス弾対策、化学物質対策の着実な推進に必要な経費として二百六十八億八千九百万円、第六に、大気・水・土壌環境等の保全対策については、微小粒子状物質、いわゆるPM二・五対策、自動車環境対策の推進、水環境保全対策の推進、経済発展の著しいアジア諸国において環境汚染対策と温室効果ガス削減対策を同時に進めるコベネフィットアプローチを推進する取組など、良好な環境を確保するために必要な経費として五十一億八千百万円、第七に、環境保全に関する調査研究、技術開発については、環境汚染の監視と防止、地球環境の保全、廃棄物の適正な処理に関する調査研究、技術開発の推進に必要な経費として百七億一千百万円を計上しております。
第八に、国民のニーズ、地域の実情に応じた環境政策を展開するため、地方環境事務所における経費として五十一億一千八百万円を計上しております。
第九に、原子力安全の確保については、原子力利用における規制と推進の分離等の観点から環境省の外局として発足した原子力規制委員会が行う原子力規制・防災対策の推進に必要な経費として五百十九億円を計上しております。
次に、特別会計予算について御説明申し上げます。
まず、エネルギー対策特別会計予算では総額一千二百十二億九千二百万円を計上しております。
以下、その内訳について御説明申し上げます。
第一に、地球温暖化対策については、環境投資を促進するファンドの創設等、低炭素社会を創出するためのファイナンスイニシアティブの推進、自立分散型のエネルギー社会の構築を目指した再生可能エネルギー導入加速化プログラムの戦略的展開などに必要な経費として、エネルギー需給勘定に一般会計から六百六十五億円の繰入れを行い、総額として七百六十九億七千六百万円を計上しております。
第二に、原子力規制・防災対策については、環境放射線モニタリングの充実強化、事故の教訓や国際基準を踏まえた原子力規制の実現及び原子力規制・防災に係る専門人材の育成等を図るために必要な経費として、電源開発促進勘定に一般会計から四百四十億五千万円の繰入れを行い、総額として四百四十三億一千六百万円を計上しております。
次に、東日本大震災復興特別会計予算では、災害廃棄物の迅速な処理、放射性物質に汚染された土壌等の除染や廃棄物の処理等の推進、三陸復興国立公園への再編成を軸とした東北の豊かな自然環境を生かした取組の推進などに必要な経費として、復興庁所管予算に総額七千六百十六億六千九百万円を計上しております。
以上が平成二十五年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算の概要であります。
最後に、各府省の平成二十五年度環境保全経費の概要について御説明申し上げます。
まず、政府全体の環境政策を効果的に実施することを目的として取りまとめております環境保全経費については、平成二十五年度におけるその総額として一兆九千三百二十六億円を計上しております。
これを事項別に見ますと、地球環境の保全のために四千九百十六億円、生物多様性の保全及び持続可能な利用のために一千三百九十九億円、物質循環の確保と循環型社会の構築のために一千九百三十六億円、水環境、土壌環境、地盤環境の保全のために七百十二億円、大気環境保全のために二千三百二億円、包括的な化学物質対策の確立と推進のために六十七億円、放射性物質による環境汚染の防止のために六千九百八十億円、各種施策の基盤となる施策等のために一千十四億円をそれぞれ計上しております。
以上、平成二十五年度の環境省所管の予算及び各府省の環境保全経費の概要について御説明申し上げました。
失礼いたしました。
第四の、一般会計の第四の部分でございますが、第四に総合的な環境政策の推進というところを循環と間違って読みましたので、御訂正をお願いいたします。
以上でございます。