金子原二郎の発言 (決算委員会)
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○委員長(金子原二郎君) 我が国では、平成十二年のいわゆるIT基本法の成立以来、IT関連予算として累計十兆円を上回る国費が投じられてきました。しかし、システム開発等に関しては、本委員会の二十二年度決算審査でも、厚生労働省のシステムについて、不適正な経理処理により調達が行われていたばかりか、一部機能が業務上の使用に耐えず全く利用されなかった問題や、特許庁のシステムについて、五十四億円を投じたにもかかわらず、完成する見込みがなく開発中断に至った問題等が取り上げられました。
さらに、システム調達等については、一者応札の割合も依然として高く、平均落札率も高止まりしていることなどが会計検査院の検査によって明らかになっています。
政府は、システム開発の失敗事例を十分に検証し、再発防止の徹底を図る必要があります。また、政府全体のシステム調達等についても、実質的な競争性の確保に努めるとともに、各府省の調達事例等に関する有用な情報を共有し、戦略的調達による効率的な予算執行を行うべきであると考えますが、これらに関して安倍総理の御所見をお伺いします。