石川博崇の発言 (決算委員会)
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○石川博崇君 私は、今こそこのPDCAサイクルといいますか、国家予算におけるチェック、そしてそれを反映していく機能を強化していくことが非常に重要だというふうに思っております。
パネル一枚目を御覧ください。(資料提示)これは過去十年間の一般会計の歳入歳出の総額を棒グラフで示したものでございます。見て明白のとおり、平成二十一年、二十二年、二十三年と歳入の総額、歳出の総額共にそれまでに比べて非常に増えているということが一目瞭然でございます。
平成二十一年というのは、八月に衆議院の総選挙がございまして政権交代が行われ、前半は自公政権で予算の執行について責任を負っていたわけでございますが、それ以降、民主党政権による予算の執行責任を負っていただいていたわけでございます。
歳入歳出総額がこのように増えているというのは、当然、国会で認められた予算の範囲内で執行しているということでございますし、また、そのときそのときの時代の要請ということもあろうかと思いますので、これが増えていることだけを取ってどうこう言うつもりはございません。
平成二十一年には当然リーマン・ショックに対する対応ということが必要でございました。また、その後、二十二年も引き続き経済不況が続いていた。さらには、平成二十三年というのは東日本大震災が発生し、それに対する第一次、第二次、第三次という補正予算を組んだわけでございますので、単純にこの歳出歳入総額が上がっているということだけをとらまえて言うつもりはございませんが、大事なのはこの執行された歳出、あるいは歳出総額、歳入総額が適正であったのかどうか、会計検査院で厳正に審査をしていただいた上で、不適正な使用というものがなかったということが言えなければならないわけでございます。
その上で、会計検査院は、決算検査を行うに当たって、正確性、合規性、経済性、効率性、有効性という五つの観点から多角的に検査を行っていただいているわけでございます。今二枚目掲げさせていただきましたのは、この会計検査院が毎年政府に提出する決算に対して検査報告を行っていただいておりますが、その検査報告の中で、不適正な経理だった、あるいは不当事項であった等々の理由によって指摘された総額の推移でございます。
御覧のとおり、先ほどお示ししましたとおり、平成二十一年、二十二年、二十三年というのは歳出歳入共に大幅に増加したわけでございますが、その年から会計検査院による決算の検査報告で指摘される金額の総額も大幅に増加しているという状況でございます。これは、国民の皆様が本当に血のにじむような思いで血税を支払われているその予算が適正に使用されていないということをまさに明確に示すものでございまして、非常に私は遺憾であるということを申し上げたいと思いますが、会計検査院、なぜこの平成二十一年、二十二年、二十三年とこのように指摘総額が増えているのか、御説明をいただけますでしょうか。