小田兼利の発言 (国際・地球環境・食糧問題に関する調査会)

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○参考人(小田兼利君) 先に御質問の前に、JICAさんお答えになったことについて、それと武内先生の質問について、私は考え方が違うところがあります。
 よく漏水とか、業界の方は漏水率は日本が一番少ないとか、そのとおりです。東京なんかほとんど漏水していない。それで、途上国でODAなんかやっているところ、漏水じゃないですよ、盗水ですよ、ほとんどが。金を払う習慣がないんです。だから盗水する。そうしたら、高圧で送れない、道路の上の汚い水はまたそれに入っていく。だから、日本がODA、上水道やったところを皆さん一度見られたらいい。これは、私ははっきりと申し上げていい。どこどこの都市がどんなひどいものか。だって、東京の水、汚い水、虫が出てくる水道だったら誰が払いますか。払わないんです。まず、水道に金を払う習慣ありません。そういうところにいきなりインフラまでやってやって、本当に無駄遣いだと私は思っている。まず、そういう協力し合うという、こういう倫理観がないんですよ。だから、私はこういうちまちましたことから始めて、それが成熟したとき初めて簡易水道でもやっていくというのが一つの方法かと思います。
 一度、是非調べてください。どこどこの都市がというのは、幾つかの都市で、日本がODAやったところで、漏水じゃなくて、五十メーターごとに道の端にはのぞくとこんな大きい黒い水道管があって、そこからあふれるから低圧でしか送れない。それを、五時なら五時になったら出てくるから、住民みんな集まってくんでいる、こういう状態です。これはもうはっきりしていることです。だから、これはしっかりしてほしい。
 それと、私のは、おっしゃったとおり、これに滅菌力はないので、塩素で最終的に滅菌しております。これは、そうでないと相手国の許可取れません。ただ、水がきれいになっているので、非常に少ない量でいいということです。それと、格別の道具何にも要りません。バケツだけでもきれいになります。それから、大量にしようと思ったら大きいタンク造ればいいわけであって、またさらに、一日に百トンとか二百トンとかするんだったら、人件費安いですから、コンクリートでプール造らせてやればいいわけです。こういう非常に簡単なものです。
 だから、今の上水道インフラの在り方、これだけは私はしっかりしてほしいし、JICAさんもそれは御存じだと思うけれども、業界の方を向いておられるのか、発言できないんじゃないかという気がします。
 まあ、きついことを言わせてもらいました。終わりです。

発言情報

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発言者: 小田兼利

speaker_id: 18026

日付: 2013-02-27

院: 参議院

会議名: 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会