鈴木宣弘の発言 (国際・地球環境・食糧問題に関する調査会)

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○参考人(鈴木宣弘君) はい。
 御指摘いただきましたとおり、トウモロコシなどの餌穀物の値段が高止まりしたままで推移しているということで、この点については私の見通しが甘かったというふうに申し上げざるを得ないと思います。そういう点では、日本の畜産農家の皆さんにも、もう少し我慢すれば下がってきますというようなことを私申し上げていたものですから、大変申し訳ないというふうに思っております。
 それは、御指摘があったとおり、第二世代と言われるセルロース系、木くずや雑草を原料とするバイオ燃料の開発が思ったよりも実用化が遅れているということで、私は技術的にここが専門ではございませんので、十年以内というか、数年の単位でこれがかなり増やせるというふうにアメリカでも計画は立てていたんですが、そのとおりにいっていないというのが一つと、それから、トウモロコシなどについては相当なアメリカも税の免除の補助金を使うことで何とか採算が取れると。ガソリンに比べて非常に割高なものですから、相当な補助金を使ってあの原油高でやっと採算が取れていたということで、それはそんなに続けられないと。原油も落ち着いてくれば、あと財政的にも補助金を維持することができないというふうに考えていたものですから、そこの点からもトウモロコシの使用が減ってくるというふうに考えていたんですが、その点もそんなふうにはまだなっていないということで、私が考えていたような状況が実は十分に進んでいないということで、あと何年とか申し上げることは差し控えさせていただきますが、大変その点ではまだ長く掛かっているということで、十分見通しを言えるような状況ではございません。ただ、長期的にはそういうふうなことが起こるというふうには思うんですけれども、私の見通しがそういう点ではちょっと甘かったということで、その点も含めましておわびといいますか、申し上げたいと思います。
 御指摘ありがとうございます。

発言情報

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発言者: 鈴木宣弘

speaker_id: 2992

日付: 2013-03-07

院: 参議院

会議名: 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会