村瀬誠の発言 (国際・地球環境・食糧問題に関する調査会)
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○参考人(村瀬誠君) 天水というのは、もう集める面積とそれから降水量で決まってきます。ただ、元々日本にはため池というすばらしい天水利用の歴史があるんですね。瀬戸内海の方に行きますと、基本的には昔から天水で賄っていたわけです。当然それは限界がありますけれども、地産地消はそのことによってサステーナブルな社会がつくられていたわけですね。
その辺のところをまず私は、ちょっと状況がよく分かりませんので、いきなり百二十万トンというのはちょっとぴんとこないんですけれども、元々天水の活用の考え方というのは小規模分散型で地産地消であるということが原点だと思います。
例えば、私なんかは今、東北で被災なんかもあったんですが、例えば温室を造りますね。温室というのはたくさんの雨を集められるんですね。そういう天水を集めて、そしてそれをカスケードして、水の質に応じて何度も使っていく。ですから、いきなり百二十万トンじゃなくて、つまりこれは、必ず物には量と質の問題があります。ですから、何のためにどれだけの量を使うかということをやれば、一律に、例えば今の日本の水道のように、うんこの流す水も飲み水も同じ水質で流す必要はないと私は思っております。ですから、そういう点からいうと、天水活用は一番ポテンシャルの高い水として使うべきであるというふうに思うんですね。
農業的には元々天水が基本ですから、ある意味じゃ昔から日本は天水で、田んぼが象徴ですよね、田んぼ、水田というのはもうまさに天水利用です、これは。ですから、それもやはり降水量で決まってきたわけですよね。ですから、基本的にはそのオンサイトでうまく使う仕組みをもう一回見直していっても、私は大いにいろんな可能性があるのじゃないかと思います。
ちょっと答えにならないかもしれませんけれども、もしそういう具体的な御提案があれば、たくさんの助言はしたいと思います。
以上です。