寺田典城の発言 (国民生活・経済・社会保障に関する調査会)
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○寺田典城君 みんなの党の寺田でございます。よろしくお願いします。
白川先生に鈴木先生、大変勉強になりました。
今アベノミクスということで、金融緩和ですか、それから財政出動、それと経済成長というかイノベーションをやろうということで、是非これ成功していただきたいと思うんです。ただ、これ失敗しちゃったら日本の国破綻しちゃうんじゃないかという、そういう心配もしております。
今消費税五%を上げると、インフレターゲットは二%だと、これ国民が耐えられるのかということですね。そして、今、ある面では円安株高になっていますが、円安ということは、ある面では貿易収支が赤字になる可能性がますます強いし、経常収支まで赤字になっちゃったらどうするのかという形ですね。
この間、ODA関係で海外のいろいろ会社回ってきたんですが、円安ということで、日本の物が高くて、現地生産の比率を今高めなければやっていけないということになる、そういう話しておりました。輸入も困難になってくると、日本からですね。高い物を買わなきゃならぬと。そうすると、あと現地生産にすると。要するに、ローカルでやるしかない、あちらでやるしかないと、そういう話なんですね。そうすると、ますます空洞化になっちゃう可能性があると。
ですから、そういう点と、それから財政出動は内容いろいろ言われていますが、公共投資を主体なんですが、今道路造った、橋造ったからといって経済成長するかというと、それはそんなに成長なんかに影響はしないと思うんです、もう。それは、安全的なことはしなきゃならぬと思うんですが。
二〇一〇年に六・六%あったプライマリーバランスのマイナスが、GDP比、今国際の約束では二〇二〇年にはゼロにする、一五年には半分にするというような話しています。これもますます難しくなってきておると。これを率直に言ってどうしたらいいのかというのは、私しょっちゅう寝言まで、夢まで見ちゃうような状況なんですが。
私から言わせると、国も地方も財政力以上のサービスし過ぎているということと資産持ち過ぎていると。サービスというのは社会保障費から含めてですよ。それから資産、市町村だって要らないもの、公民館でも何でもいいから、みんなどこでも持ち過ぎている、インフラ持ち過ぎていると。だから、そういうものを要するに早く処分するなりあれするなりして、もっと強靱な体質つくることから始まるんじゃないかなと、率直にそう思うんです。
所得は、三百万以下の所得の人が四〇%を超えているという社会でしょうから、だから、その辺を含めて、お二方の先生に将来の見通し、今アベノミクスをどう見ているかを含めて、率直に意見を申し述べていただきたいんです。私たち、それは国民生活としてこれも取り上げていかなきゃならぬと思います。両先生からお聞きしたいと思います。