斎藤嘉隆の発言 (文教科学委員会)

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○斎藤嘉隆君 ありがとうございます。
 このJ—PARC、私も文教委員を長く、長くというか、初当選以来させていただいていて、これ九年の歳月を掛けて造られて、そして稼働して四年ですかね、ということになろうかと思います。ある意味で日本の誇る世界的な研究拠点になり得る、今後、そのような施設だというふうに認識をしていまして、今回のこういう事故でそのことに何というかマイナスのイメージが付いてしまうのが非常に私はつらい思いがしております。是非、今大臣もおっしゃいましたけれども、きちっとした組織、できれば外部の方も含めて時期を定めての安全点検、総点検、再構築というものを是非お願いをしたいというように思っています。
 放射性物質を扱う研究施設というのはここ以外にも多々あるわけでございますので、それぞれ事故への対応は万全なのか、機構の考えている万全というのと私たちの考えている万全というのが若干レベルが違うのかもしれませんので、そのことも含めて、備えを徹底的に確認をしていただきたい、このことを改めてお願いをさせていただきたいと思います。
 さて、今回の法案について議論をさせていただきたいと思います。
 あの原発事故から二年と三か月が経過をいたしました。放出をされました大量の放射能、この汚染によって、いまだに故郷から遠く離れた場所で家族もばらばらで不自由と不安の中で暮らしを営んでいるという方が大勢いらっしゃるのは周知のとおりであります。生活や仕事の場を奪われたままの多くの方々、また子供たちに至っては、外で遊ぶことさえもままならない、そんな子供たちがたくさんいます。被災前に行っていた例えば習い事ももうできないと、そんな声、もう本当に子供たちの切実な声、被災地での活動を通じて様々お聞きをしてまいりました。多くの親御さんたちは将来にわたる我が子への放射能の影響について大変心を痛めていると、そういう状況もございます。
 東日本大震災、いわゆる津波あるいは地震からの復旧復興、これまだまだ課題は多いのでありますけれども、この原発事故の放射能被害というのは、私は、平面的な広がりも解決に要する時間的な問題も含めて、ほかの震災とか津波の被害とは全く性質が違うと、そのような認識をすべきではないかなと思っています。
 まず、ちょっと細かなことからお尋ねをしたいと思いますけれども、今回の原発事故によっていわゆる被害を受けた方々というのは何人と想定をされていらっしゃって、賠償すべき損害総額というのはどれぐらいに上るのか、関係の省庁の方でお答えをいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 斎藤嘉隆

speaker_id: 25748

日付: 2013-05-28

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会