中山泰秀の発言 (安全保障委員会)

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○中山(泰)委員 ありがとうございます。
 もしパイロットが自分の命を自然権で防衛することができないのであれば、そこに対して、自信のある答弁とか根拠のある法律がもし不足しているのであれば、私たち立法府が責任を持って、しっかりと防衛省を含めて政府と練って、可及的速やかにそういった法整備を行うべきだろう。中国はまさにそのすきを狙っていると思います。
 最後に、時間もあと二、三分しかないので申し上げたいと思うんですけれども、エドワード・ミラーという元ニューズウィークの編集長が書いた「オレンジ計画」という本があります。これは大分昔の本なんです、九四年ですか。
 オレンジプランというのは、先生方も御承知のとおり、アメリカの海軍兵学校で、セオドア・ルーズベルト大統領、すなわち一九〇一年から一九〇九年の政権下において、各国を世界地図でカラフルな色に塗りかえて、日本は当時はオレンジ、そしてアメリカはブルーという形で塗ったんですけれども、オレンジ計画というのを立てて、そのときそのときの情報によって変化をさせながら、日本という国とどうやって開戦をして、そして終えんを迎えさせるか、そういった計画をずっと立てていました。言ってみれば、戦争が始まる五十年前に、アメリカ合衆国という政府は、日本とどうやって第二次世界大戦を開戦するかから終戦までを考えていたわけであります。
 世界じゅうの、大国がある中で、軍事戦略とかというのはある程度中長期的に考えなければならない話でもあります。当然、中国も、西太平洋をよこせというからには、恐らく、世界で唯一の深い海でありますフィリピン海溝や日本海溝、こういったところに原子力船がシーク・アンド・ハイドしているような、そういった形を想定して、その部分をとろうということは、逆に、世界の海の中の様相というものが大きく変化せざるを得ないというような状況があります。
 一般に、普通に過ごしている国民には余り見えないところで、軍事上の冷戦というのが大きくこれから変貌を遂げてくるというとき、しっかりと我が国のシームレスな防衛というものを行わなければならない。そのためには、例えば四・五世代と言われるF15イーグルのバージョンアップですとか、そういったことも含めて積極果敢な防衛政策を考えていただかなければいけないと思いますし、第三次大戦というのは必ず海の戦争になると思いますので、そのための備えを我々は考えていかなければならないと思います。
 意は尽くせませんけれども、質疑時間が終了いたしましたので、私の質問を終わらせていただきます。
 どうもありがとうございました。

発言情報

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発言者: 中山泰秀

speaker_id: 10721

日付: 2013-12-06

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会