金子恵美の発言 (厚生労働委員会)
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○金子(恵)委員 ありがとうございました。
さて、医療分野で、例えばがん対策におきましても、地域においての診療連携拠点病院制度、あるいは相談支援センターの整備など、地域的な均てん化を図ることが目指されておりますし、精神医療においても、入院医療中心からコミュニティーへのシフトという課題がありますが、まさに地域支援体制の整備が急務とされております。
医療だけでなく、福祉の分野においても、同じように、地域包括ケアという基盤整備が不可欠とされてきておりますけれども、私は、このような国政各般におきます地域重視、地域主義的な動向というのは必然であると思いますし、また、私自身は大変望ましい形というふうに受けとめております。
とりわけ、社会福祉政策、福祉政策においては、本来、多くは住民の身近なものという、いわゆる近接性の原理を持ち出すまでもなく、地域におけるその責務というもの、使命というものはますます大きくなってくるものというふうに思っております。
したがいまして、住民との近接性の関係にある基礎自治体、あるいは平成の大合併によって広域の再編となった基礎自治体が果たす役割は大きくなってくるにもかかわらず、残念ながら、基礎自治体の市町村が、地域における総合主体そしてまた公的責任主体としての責務を十全に果たすには、まだまだ社会福祉政策、社会福祉行政においての能力を高めていかなければならないというふうに考えております。
前置きが長くなりましたけれども、今次プログラム工程において、プログラム期間中にあって、市町村が実施主体となる介護あるいは子育て支援の分野で、市町村に対する例えば人材、そしてまた財源、情報、ノウハウなどの支援強化策というものを考えておられるのかどうか、ぜひお聞かせをいただきたいと思います。