伊東信久の発言 (厚生労働委員会)
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○伊東(信)委員 日本維新の会、伊東信久です。どうも御無沙汰しております。
厚生労働委員会、この場で立ってお話しさせていただくのは、私にとっても非常に、ふるさとというわけじゃないですけれども、わずか数カ月でそういったことも口幅ったい話なんですけれども、やはり何となく落ちつく気がします。
そして、同じ世代の田村厚生労働大臣、学年も同じだということで、我々の世代というか、私は昭和三十九年、東京オリンピックの年に生まれたわけなんです、一月生まれなので早生まれなんですけれども、あの時代というのは、本当に、高度経済成長で、社会がまだ、未発達というわけじゃないですけれども、日本の国がだんだん上り詰めていく、そういう予感がありました。一歩外へ出ると、まだ明かりとかも暗くて、今の時代に比べると、今の方が豊かな時代にはなっているのかなという気はするんですけれども、何となく希望にあふれていた、そんな時代だった気もします。
そのときに、よくラジオから、当時は、テレビもそうなんですけれども、大臣のおうちはすぐにテレビとかも入ったと思うんですけれども、私は幼稚園ぐらいにカラーテレビを見たかどうかぐらいなんですね、ほとんどラジオばかりで、ラジオから流れていたのはビートルズであったり。おとつい、ポール・マッカートニーさんが日本に来日されまして、我々が子供のときに聞いていた音楽を聞いて、懐かしい思いをしました。ポール・マッカートニーさんはもう七十一歳ということです。
でも、同時に、同じく七十代の島倉千代子さんが亡くなりました。この場は音楽史を語る場ではないので、島倉千代子さんは、残念ながら肝臓がんで亡くなられたらしいんですね。それ以前に乳がんを患っていまして、医学的に、ダブルキャンサーといいまして、がんが二つ続くというのは余りよくあるタイプじゃなくて、珍しいタイプなんです。
乳がんから肝臓に転移するというのはちょっとまれなので、では、別の理由でなったのかなと。医学的に、肝臓がんは割とC型肝炎ウイルスが関係したりすることも多いそうです。これはあくまでも予想ですので、私自身がそのことをきちっと把握しているわけじゃないんですね。
ただ、がんというのは遺伝子の変異によって起こりますので、もともと正常に動いている細胞が、遺伝子の変異でがんが起こるということなんです。では、遺伝子を変化させる原因はどういうのがあるかということで、医学の発達でいろいろ調べられているわけなんですけれども、その一つに、やはり、肝臓がんと同じように、ウイルスというのが深くかかわっているんですね。ウイルスというのはもともと、遺伝子がたんぱく質の殻をかぶっている、そんな状態ですから。
医学というのは、経験上、いろいろ研究して、何万人というデータを集めて、こうだというようなデータもあるんですけれども、理論上、研究の段階で、この遺伝子がここの細胞の遺伝子をちょっと狂わせるというのが確立しているものがあります。
その理論上確立してきたのが、子宮頸がんのヒトパピローマウイルスです。ですので、ヒトパピローマウイルスが子宮頸がんに関与しているというのは二つの側面があって、子宮頸がんの患者さんからパピローマウイルスが検出されたという側面と、理論上に確立されたという側面もあるんですね。
そういった意味で、やはり、人間の死因の中で占めるがんを克服するために、もちろん、切開手術をする、放射線治療をする、化学療法をするということがありますけれども、ならないにこしたことがありません。
その意味で、通常国会でさんざん議論されてきました子宮頸がんに対するヒトパピローマウイルスのワクチンなんですけれども、先般、報道などで、副反応に関して、厚生労働省としては強く推奨しないとの報道がありますけれども、現在のパピローマウイルスに関するワクチンの方向性はどのようになっているか、御説明いただければと思います。