伊東信久の発言 (厚生労働委員会)

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○伊東(信)委員 副反応をお受けになった患者様には、本当にお気の毒というか、沈痛な思いにたえません。と同時に、ワクチン行政によって救われる国民の皆様もおられるわけなんですね。
 ただ、難しいのは、病気になって治すのではなくて、病気にしないということに対しての検証は難しいと思います。この点、本当に医療機関、研究機関とタッグをしっかりと組んでいただいて、この行政のことを推し進めていただければと思います。
 冒頭、島倉千代子さんの話をしましてウイルスの話になったんですけれども、島倉千代子さんの歌で「人生いろいろ」とありますけれども、社会保障と一口に言いましても、社会保障制度にもいろいろございます。医療費もあれば年金の問題もありまして、本当にいろいろあるのを一まとめにして、さあ、やっていこうと。だからこそのプログラム法案ということなんですけれども、どうしても、その、いろいろとなるところが気になるし、今までの皆さんの質疑も、そういった細部にわたる質問だと思います。
 私もやはり細かいところが非常に気になりまして、まずは、皆さんが特に注目されているのではないかという公的年金のお話をさせていただきたいと思うんです。
 年金問題、いろいろございます。今の年金が果たして将来にわたって持続するのか、しないのか、その辺もまた、学術的な、理論的な議論も行われております。賦課方式がいいのか、積立方式がいいのか、十年のスパンで見るのか、百年のスパンで見るのか、どれが現実に即しているのだろうか。そういった理論的なところで、我々維新の会は、積立方式がすぐれているのではないのかという意見があるんですけれども。
 それとは別に、今の年金の制度がどうなっているのかということで、まず資料の一を見ていただければ、「公的年金のキャッシュ・フロー」というところなんですけれども、ここに資料と同じものを、このようにパネルで用意させていただきました。資料と同じ内容です。
 ここの蛍光色で塗った部分が、基礎年金の拠出金という部分ですね。
 つまりは、年金というのは、厚生年金、国家公務員共済組合、地方公務員共済組合、私立学校教職員共済組合と国民年金、この五つの制度がございます。
 五つの制度とはどういうことだ、二階建て部分の一階の基礎年金があるじゃないかということなんですけれども、これは実は、収入と支出、つまりキャッシュフローがこれに書かれているわけなんですけれども、それぞれの、厚生年金と三つの共済と国民年金の五つの制度からこのように拠出金が、十五・九兆円、〇・六兆円、一・四兆円と上からありまして、その合計が二十一・四兆円となっています。
 これが基礎年金拠出金として割り当てられているわけで、これは、いわゆる基礎年金自体は独自の財源を持っていない、制度というよりは勘定ではないかと。
 実は、国会の中で行われていた国会版社会保障国民会議でも、日本総合研究所の西沢先生から教えていただいたんですけれども、私はこの同じ内容を、私が所属している関西の経済同友会で同じような講義を受けたんですね。そのときに、ああ、そうか、そういうことかと思ったわけなんですけれども、国民の皆様に、この制度というか、この複雑さが果たして伝わっているのかどうかというのが甚だ疑問なんですね。
 通常国会の本会議の登壇においてもお話しさせていただいたんですけれども、この社会保障制度、特に年金部分のわかりにくさというのがやはりちょっと問題にはなっているのではないかなと思うんです。このちょっと複雑なシステム、国民の皆さんが果たして理解されているかどうかということに対して、大臣及び政府の御見解はいかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 伊東信久

speaker_id: 23221

日付: 2013-11-13

院: 衆議院

会議名: 厚生労働委員会